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■#86AB99 登山家　職業技能：SIZ16*2（320P）　合計能力値108/104 ・異性が苦手(D):異性に対する<言いくるめ><説得><信用>に、それぞれ-10%。 ┗DB:60pt（聞き耳：30、目星：30P） ・奇妙な幸運:ランダムに目標を攻撃する際その対象からは除外される。単独攻撃や範囲攻撃の場合は対象となる。 【高い動体視力】 探索者は運動能力が非常に高い。 基本性格：怠け癖 追加嗜好：細工好き ＜来歴＞ イタリアと日本のダブル。母親がイタリア人。父親は日本人としか知らされていない。 元々は陰気で本を読むのが好きな少年だったが、幼少期から出自や貧しいことを理由にいじめられがちで、学校に上がるころには問題児になっていた。女の子にも苛められたので女性嫌悪が強い。 治安の悪いイタリアでわりとろくでもない少年時代を送っていたが、13歳のあるとき冒険家の小説を読んで山に惹かれる。 そのまま見よう見まねで登山を試み死に掛けるものの、9つ年上の師に出会った。そのまま家出同然で彼と山を回る。 最終的に師に学校もちゃんと行っとけと言われて勉強を収め、卒業してからは基本的に単独登山をして回る。知名度などはないので登山ブログを書いたり動画配信をしつつ登山用品店でバイト中。 登山は周囲に自分を認めさせる手段だが、山に魅せられているのも本当。 偉業を成し遂げていく師や他の登山家らにははがゆい思いを募らせ、狂気山脈初登頂という偉大な目標に取り付かれた結果、パーティー行動を我慢してでも第一次登山隊に自分を売り込もうとするが失敗。 第二次遠征には当の師が編成されて自分は外され、羨ましさと怒りを感じていたところ全滅の報せが入る。 内心、「必ず帰る」と言っていた彼が死んだということが、いまだ信じきれないまま、三度目の正直で狂気山脈初登頂へ挑む権利を手に入れた。 師には恩義を感じているが反面子供扱いされることに対して劣等感も強く、ライバル視していた相手が死んだと聞いてせいせいしたと思った自分と、まだ生きていてほしい、約束を守って帰ってきてほしい、許せないと思う自分が居ることに激しく葛藤している。 師に抱いている感情はだいたい「年の離れたムカつく兄貴」。 無口、無愛想、無表情、保守的、批判的、束縛嫌い、芸術家、夢想的、浪漫主義。 基本的に怠惰なので生活力があまりない。オンオフの切り替えが激しいため、こだわりのあること以外は見えていなけりゃなにしてもいいと思っているタイプ。イタリア育ちなので政府や公共機関への信頼が０でモラルも低い。人目は気にするので周りの環境で立ち振る舞いを変えたり、必死に本音をかみ殺していたりする。べき論者でもあるが、それは「そうするほうがいいと教えられたから」というモラルのため。 わりと人の話をうのみにしたり、受身的で朴念仁のようにも見えるが、実のところ立ち回りはそれなりに上手いほうで話の本質を見抜いたり相手の好む物言いをしたり、聡い部分もある。 趣味は変わらず読書と、キャンプのときになんとなくそのへんの木片を削っていたことで上手くなった木彫り細工。たまに道端で売っては路銀の足しにしている。 悪運が強く、マフィアに殺されそうになったところでも一命を取り留めたり、熊に襲われそうになっても命からがら逃げおおせたりしているので変なところで詰めが甘い。 兄を除いて他人に一切の興味がない。しかし基本的に波風を立てなず、社交は一応ちゃんとする。本質的には合理主義者で冷淡。 わりと小器用なところもあり、運動神経も良いのであまり努力をせずに人の平均的なことは成し遂げるため、元より山以外のことへの情熱が希薄。一転、執着した物事には命をかけてでも成し遂げようとする愛憎の男。 怠惰由来の平和主義者的な側面もあるので、揉め事は嫌い。だからあまり喋りたくもないし空気が悪くなると比較的黙っていなくなるタイプ。とにかく会話や動作が遅いせいで、相手にまくしたてられると全てを諦めて流されていたりもする。 -------------------------------------------------------------------------------- 【カエラズノケン】HO2：遺された者】──狂気山脈を制覇する。 「そうだよ。お前が、生まれてきて良かったと、毎日思えるくらい。」 第三次登山隊としてオーストラリアから南極へ向かう。隊員たちとは兄に教えられたように忍耐を持って交流をしながら順調に進行。ただし後半の悪天候には精神的に限界を迎えて呪詛を吐くことになった。 ユーリの目的はただ最初から、「兄は登頂を果たしたのか、本当に死んだのか？」「自分は兄を超えて初登頂ができるか」だった。隊員達の目的は最初から最後までばらばらだったが、結局彼も周りとの協調性はないまま。 山頂やそこに至るまでにはさまざまな出来事が起きたが、最終的にはそんな周囲に真っ当に感謝する気持ちを抱き、無事に下山。マスコミに追い回されるのにうんざりはしつつも、愛想を振りまくことも覚える。 恐れや憎しみを手放して精神的に大きく成長し、自分の家に帰宅した。 （SAN-42/+19、登攀+9、目星+2、サバイバル+2、聞き耳+1、神話技能+5、呪文）2024.03.01～不定狂気5ヶ月：パラノイア（自分の身内と認識した人間以外への過剰な不信と警戒心）

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