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・ブギウギ商店街にあるカフェーでアルバイトとして働いている写真部の女子大生。御津門大学芸術学部四年生で写真学科。 カメラとコーヒーが好きで、そして恋に恋して恋に憧れる、元気が取り柄のちょっとだけ変わった趣味の基本的には普通の子。 大変惚れっぽい性格であり、すぐに男性にキラキラとした憧れの視線を注いでしまう。特に好み直球ど真ん中ストライクの年齢は、同年代から年上くらいの知的な男性だとか。また恋愛漫画脳であり、かなり影響されていると思わしき言動が多い。 時折普段の彼女からかけ離れた常軌を逸した発言や行動があり、暫くすると何処か虚ろな目で自分自身に何かを言い聞かせるような謎めいた行動をする。 こう見えて大学ではトップクラスの優等生。しかし肝心の性格がアレなので、「天才も行き過ぎるとアホになる」などと密かに囁かれている。 母子家庭だが、母親は現在精神病院で入院している。母は『理化学の母』と呼ばれるほどの研究者だったが……。 実は今の彼女自身は『本で知識を得て、ただ覚えた知識の通りに演じているだけ』であり、本当の來奈そのものはどこにも存在していない。 恋に憧れているわけでもなく、恋愛脳というわけでもなく、知識のままに動く無に近しい。今は『恋に恋する少女漫画の主人公』という知識のままに動いているだけである。 今までも飽きが来ればあっさりとそれまでの知識を捨てて一度無に戻り、新たに興味を持った知識に手を伸ばしてきた。 それ故に多重人格者のように形成されており、次第に本当の自分自身を忘れていき、積み重ねてきた知識で染まった人格へと成り果ててしまう。今でもかつての人格は時々顔を出す。 そんな風になってしまった影には母親と家庭環境があるらしいが……。 数年前までは自分は自分しかいないという自覚はあったものの、やがて別の自分に浸食されてしまった。肌には自分を取り戻すための防衛的行為の痕である傷が沢山あり、その為どんな時でも長袖を着用している。傷を隠そうとするのは僅かに残った自我なのか、はたまた今の自分の気紛れなのか。 どのみち、今の彼女もやがては消えるだろう。 現在はアパートにて養子と二人暮らししている。破天荒気味な所は相変わらずだが、以前よりどこか落ち着いた。 （不屈の精神）（強固な意思） 「クトゥルフ×パワポケ９」にて ■遭遇した神話生物 ・宇宙から来られた方（イスの偉大なる種族） ■共同した探索者 ・鳥谷くん（高校生演劇部） ・桜川くん（高校生陸上部） ・川代さん（エンジニア） ■入手したもの ・無し

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