タグ： クピドは僕に口付けない

Scirea家に代々使える執事一家Rivalta家の次男。Scirea家の養子で跡継ぎ。 父Edoardoは執事長、母Ludovicaは歌姫。兄EneaはRivalta家の跡継ぎで次期執事長。 Scirea家は南イタリア、オストゥーニ周辺の辺境伯で中世から続く名家。 Rivalta家にはルカの15歳上に長男が1人いたが（Raimondo）、聖母信仰に厚かったScirea夫妻はアンジェリ聖歌隊からの息子宛の招待状に喜び入隊させ、Raimondoは生きては帰らなかった。息子が天使になったことを喜んだのも束の間、自分たちの愛した息子が再び笑うことがないという現実を目の当たりにした夫妻は聖母への信仰を疑いはじめる。跡継ぎを失った夫妻はちょうどその頃生まれたルカを養子とし、可愛がる傍ら聖母信仰への疑いを強め、サンタ・アンジェリ少年聖歌隊の真実を探りはじめる。すべては愛する息子のために。未来ある子供たちのために。 ルカはそんな養親と、そんな夫妻に尽くす実親を見て育ち、当然のように蔓延る聖母信仰に同じように疑問を感じていた。時代は20世紀も終わりが近づき、21世紀が目前に迫っている。宗教とは、聖母とは、一体。父親譲りの美貌と母親譲りの歌唱力を持つルカのもとにサンタ・アンジェリ少年聖歌隊からの招待状が届いたとき、破り捨てんとする周囲の大人たちを止めたのは他でもないルカ自身だった。自分が聖歌隊の真実を明らかにする。両親の悲願を、亡き義兄の生き様を、探るために。 目標 ・聖母信仰、聖歌隊の真実を探り、生きて帰る 性格 家族を愛しているし家族以外はどうでもいい。面倒なことが嫌い。 生まれたときから養子であるルカは自分はライモンドの代替であるという意識を潜在的に持っている。自分の持つものはすべて、誰かの代わりである。容姿も、声も、身分も。 好きな食べ物はティラミス。 その後の経歴 13でフランスの有名神学者に師事するためフランスの有名私立大学付属校に転校、残る中学、高校に通いながら神学研究の第1線で助手兼研究員として名をあげる。同時に、中高の学業も学年首席、飛び級を認められ16で高校を卒業、大学へ。はじめは師の元で神学を志すも、声変わりで死に至る「天使」と呼ばれた子どもたちの体や天使の歌声の謎を調べるべく18で医学の道へ。研究を進めながら医科大学で6年、卒後臨床研修として4年を過ごす。 『ヴェルネの天使は死を歌う』生還報酬により呪文を獲得している ・アザトースの招来(ミサ・ジ・レクイエム・ペル・シュジャイ) P107 ・精神的従属（天使の子守唄） これを聞いた者は皆天使に導かれるまま深い眠りへと誘われてしまう。この呪文をかけるためには8MPと1d8正気度ポイントのコストと3ラウンドの時間がかかる。対象にその歌声が聞こえる限りどんな対象にでもかけることができる。子守唄は若く幼い天使の声をしている間しか歌うことが出来ず、その声が枯れてから歌えば人を操る悪魔の歌へと成り果てるだろう。芸術（歌唱）の成功によりMP使用なしで発動可能。 ・精神力吸引（魂救済の歌） P266 ・アザトースの退散 アザトースのPOWは100である為、まず退散するための道を開くには25MPを捧げる必要となる。25MPを捧げた際の成功値は5％となりここからさらに１MPにつき成功値が5％ずつ上がる。MPは各自任意の数を捧げられるものとする。なお退散に正気度の喪失はない。

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