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【特徴表】 ・3-7 俊敏　DEX5が回避に ・6-5 急所を見抜く 貫通が1/5ではなく1/2に（最大40パーセント） 【ベース】 2015 外科医ベース　DEX*EDU 医学、応急手当、経理、信用、生物学、説得、薬学、他の言語（英語） 特記事項：DEX+1 【設定】 踊れ、ワルツネタバレあり 若手医師。 七海とはお隣同士の家に住んでいたこともあり、幼い頃からの付き合い。 子供の頃からよく星を見るのが好きで、怪我をするまでは彼を屋根の上に連れ出しては星空を見ていた。 怪我をしてからも、彼の自転車の後ろにのり、良く丘まで星を見に行ったことがあるだろう。 最も、時間のある子供の頃の話だが。 家が医療系の家系。 弟の宗二が病院の次期後継ぎ。理由は精神力や体力、様々なものが弟の方が秀でていたからだ。 現在は普通の研修医として働く多忙な身だが、頻繁に様子を見に来ては足の調子を見たり健康チェックしている。 顔の良さや性格、そして職業もありかなり異性にモテるもののずっと恋人を作らなかった。 七海は恋愛に自分が興味がないと思っていたかもしれない。 恋心が伝わらなくとも、彼の隣にいるだけで幸せだった。 だが、数年前に初めて七海が公式のレースに参戦した日。 急患がいて、その試合を見に行けなかった。 だが、ずっとどうだったかとそわそわとニュースを見て、結果が出た時にはメールをした。 返事が来たのは1日後。 その間に、自分の弟が彼にフリージアの花束を渡して告白していた。 足の克服をして、自ら試練を乗り越え自分の道を探した彼はとても強い子だと。 彼にこそ「憧れ」を花言葉にもつフリージアの花がよく似合うと言ったのは自分だったのに。 付き合ったと聞いたときは、とてもショックだった。 だが、それも、納得はいく。 宗二は自分と比較して、とにかくできる男だった。 気配り、配慮、采配、リーダーシップ、判断力、そして人を笑顔にするコミュニケーション力。どれを取っても自分以上だ。 あいつだって七海の幼馴染だ。 子供の頃3人で過ごした時も、彼は当たり前のように七海の隣にいた。 何の気無しに歩幅を合わせ、そしてそれは七海の足に遠慮したり配慮を意図したものではなく、共に同じスピードで歩いていきたいという彼の願いから来るもので。 はたから見ていてもそれが伝わってきて。 七海のことが好きだ、と何の後ろ暗い感情もなく、光り輝く笑顔で言う彼の姿はあまりに眩しすぎた。 そう、俺が出る幕はない。 こんな自分が彼を幸せに出来るとは思えなかったし、それが出来るのは宗二だけだ。 わかっている。 全てはそう決まっているから。 宗二が病院を継ぎ、宗二が彼を幸せにし、宗二が父母に笑顔を向ける。 彼こそがある種、この家の王なのだ。 俺はといえば、凡庸な観客だ。 だから、最後に思い出の星を見に行って終わりにしようと思った。 二人のワルツを見ている観客。 だから、自分の心を押し殺して、二人のダンスの末を見守ろうと思っていた。 どうしてそんな馬鹿なことを考えていたのだろう。 マクベスの本を閉じる。 今はとても幸せだ。 脅かす邪悪な悪魔を殺せたのだから。 この腕の中に、七海がいるのだから。 【名前の由来】 一 宗一郎(にのまえ そういちろう) 三の隣にはなれない。 にのまえ。二の隣には三。 宗一郎と宗二と三鷹で1.2.3のワルツのステップも兼ねて

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