タグ： 妖面 狐

一人称 『 ボク 』 二人称 『 キミ 』『 〇〇さん 』 以下 、 『人の心は妖面の如し』のネタバレが多く含まれます 。 ______________________________ « 探索者について » ボクっ娘の女の子 。 産まれた時から何故か ” 人ならざるもの ” に 「取り憑かれ」やすい 。 その為 、 人と関わることを酷く怖がっている 。 家族との思い出は何もない 、 産まれてすぐに 皆 居なくなったからだ 。 自分と関わる人が次々に消えていく事から 物心がついた頃には 人の事を避けるようになった 。 幼いながらにも 、 自分の顔を見ると その人は連れていかれてしまう 。 そう思ったからだ 。 昔からずっとひとりだった 真宵 だが 、 そんな真宵にも この人なら大丈夫なのかもしれないと思う人物がいた 。 16歳の頃に付き合うことになった2歳上の男の子だ 。 男の子は 真宵に一目惚れした と言って 告白してくれた 。 最初は真宵も この子もまた消えてしまうんだろう そう思いながら 断った 。 だが 何日経っても男の子は消えなかったし毎日思いを真宵にぶつけにきた 。 真宵自身 駄目だと分かっていた でもずっと独りだったから 寂しかったのだろう 。 今宵は 25回目の告白の時 つい 、 OKを出してしまった 。 そこからふたりは付き合い始めるのだが 、 2ヶ月を過ぎた頃 男の子が消えずずっと真宵の傍にいてくれる事に安心しきっていた 。 寧ろ忘れかけていたのかもしれない 。 付き合って1年が過ぎた頃だった 。 男の子から プロポーズをされた真宵は凄く浮かれていた 。 自分もやっと 、 やっと普通の日々を 過ごせるんだと 。 そして次の日 、 男の子は消えた 。 男の子の家族もみんな消えた 。 近所の人間が 「夜逃げかしら 」「でも幸せそうな家庭だったわよ」「気味が悪いわね」そう話しているのが聞こえた 。 真宵には分かった 。 これが夜逃げなんて物ではなく この世のものではない 何かの仕業だと 。 真宵はそれに遊ばれてただけなんだと 。 更に周りの人間との関わりを避けた 。 男の子と同じ大学に受験をして受かっていたが 、 行くのを辞め 家に引きこもった 。 真宵は上手く笑うことさえも 「へたくそ」になっていた 。 この体質が治ったと思い目指していた 看護師も当然諦める事となった ______________________________ 【特徴表：寄せ餌（貴方は、人ならざる者に好まれやすい。）】 ______________________________ « 興味P 振り分け » 回避 : 人の事を避けるように過ごして来た為に身についた回避力 。 周りの人を自分の事に巻き込みたくない という気持ち一心で 自然と身についたもの 。 投擲 : 男の子が野球部だったため 、 よく一緒に キャッチボールをしていた 。 男の子がもし連れていかれなかったら 今頃 プロ選手だったのかな 。 隠す : 自分の寂しいという気持ちや 、 人と関わりたいという気持ちを隠すため 。 図書館 : 人と関わる事がなかった為 、 幼少期は お父さんの書斎にある 難しい本をよく読んでいた 。 オカルト : この体質の事を調べたり 、色々しているうちに詳しくなった 。 職業P は 元々看護師を目指していたので そっちで振っています 。

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