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木枯天夜 職業ベース：精神科医 医学、科学（薬学）、聞き耳、心理学、精神分析、ほかの言語 　＋対人関係技能（威圧、言いくるめ、説得もしくは魅惑）から１つ 　＋任意のほかの１つの技能→応急手当 特徴表 2-3【親の七光り】名家の出身、または親が有名人。信用＋20％ 初恋性ストックホルム症候群及び純愛性リマ症候群のKPCであったが、そこから約4年後を想定したPCとして作成している。 下記設定には初恋性純愛性のネタバレを含むため閲覧注意。 「触るな、近付くな。香水臭いのは嫌いだ」 「医者になれと言われた、兄もその道を進んでいる。そして俺は……彼女の手を何故だか離せないでいたから、精神科医になった」 「例えるのなら……そう、ここは籠だ。いつか見た、あの蝶が舞う、籠」 「……ああ、聞かせてくれ。俺はお前の話を聞くのが……堪らなく好きだ」 父親は総合病院である「凩病院」の医院長。親族経営ではあるが5つ上の兄（外科医）がいるため己のやりたいように精神科医として働いている。 基本的に無愛想で口数が少ない。兄に対する態度が天夜の「普通」である。思ったことは直ぐに口に出してしまうが、他人を傷付けることは口にしないよう気を付けてはいる。 しかし、患者にだけは優しい表情を見せる。 家や顔に寄ってくる人間ばかりで辟易としているため、人付き合いには消極的。心の壁が分厚いとも言える。しかし医者としての繋がりが必要と兄に諭され他大学と多く親交を持つサークルに所属していたため、知合いなどは外にも多い。 基本的には医学書を読み漁っているが、気紛れに他のジャンルにも手を出す。文章よりも絵や写真の多いものを好み、所謂便覧などは全て取ってある。 過去に強く言い寄られて付き合った経験はあるが、誰も天夜自身ではなく彼の家や兄との繋がりを持つための踏み台としてしか見ていなかった。また、若くして子供を産んだ母親は奔放で、遊び歩いている。父に母親に対する愛や情はないのかそれとも本当に仕事一筋なのか、金を与え外で子供を作らないことを条件に好きにさせている。しかし行事ごとには家族として参加するため、機能は破綻しているが誰しも仮面を被ることになれている。そのため恋愛には興味がなく、また恋心には懐疑的。 いつかの帰り道、日付が変わった頃。何となく立ち寄った少し前に火事で焼け落ちた古い洋館跡地で一人の少女と出会った。実年齢は天夜よりも少し上だが、心を壊してしまった彼女は少女と呼んでも遜色がない程に精神退行してしまっていた。 「ーーな、んで」 一先ず親の経営する病院に担ぎこみ、彼女の見せた微かな動揺が心に居座り続けていた天夜は兄の後を追い外科医を目指していたが転身、精神科医となる。 どうにかして少しでも自分と話すことができないものかと様々な論文を読み漁り、卒業論文は、彼女のことを書いた。（図書館80） 他の患者よりも何よりも、永久的発狂となってしまった彼女と向き合い治療するには確かな知識と技術が必要であり、たゆまぬ努力で天夜はそれを己のものとした。（精神分析85） ・キスしてこわして、ごちそうさま。 ・稲妻のように燃えて寄せ SAN値65→61→62 目星75→78

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