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らくあみ かえで 2015料理人ベース 荼毘に落つ　元交際者 俺/君 小さなパティスリーで働くパティシエ。 現在のオーナーとはフランスで短期の修行をしていた際に知り合い、帰国後店を開くからと誘われた。 イケメンパティシエとして雑誌で特集されたこともあり、楓を目当てにしている女性客もちらほらいる。 オーナーの方が腕前は上だが、カスタードクリームだけは自分の方が美味しく作れるという自負がある。 容姿や経歴も伴って、浮ついた印象を持たれがち。 実際に交際経験も多い方だが、浮気はしていない。 その時の彼女に一途。 パティシエだがあんこは苦手。 和洋折衷スイーツも人気な昨今、どうにかして克服したいと考えている。 特徴表 (4.4)「動物に嫌われる」(1d6→2) (6.7)「不屈の精神力」気絶しても各ラウンドのはじめにCON*2に成功で目覚められる。 職業特記 専門のサービスを提供して、芸術/制作(料理)に成功すれば、信用、説得等に+10 不定の狂気 「睡眠障害」快復済 通過 「荼毘に落つ」 「暗がりのステラ」 「葬式すら呼ばない癖に」 (https://charasheet.vampire-blood.net/4633703) 元の木阿弥 ――――――――荼毘に落つ　PC2バレ―――――――― 過干渉な姉がいる。 昔はやや姉がブラコン気味だが仲の良い姉弟、という程度だったが、成長するにつれ、次第に関係がこじれた。 弟を自分のもののように扱い、気に入らないことをすると激しく詰り、交友関係にまで口出ししてくるようになった。 高校卒業と同時に家を出たのも姉の干渉を避けるため。 自分に口出しされるだけならまだ耐えられるが、姉は相手に直接突撃することもあった。 男友達には「やばい姉ちゃんだな」と苦笑される程度で済んだが、姉が原因で女友達や恋人を失うことも多かった。 青葉と交際する前、同棲を始める前にも姉の話はしていた。 嫌な思いをするかもしれない、なるべく関わらせないようにするが、自分がいない時に会いに来てしまうかもしれないと告げたが、彼女はそれでも構わないと笑ってくれた。 彼女となら家庭を持ち、ずっと一緒に暮らしていけるかもしれないと思っていた。 きっかけ自体は食器をどちらが洗うかだとか、その程度のものだった。 いつもならどちらかがすぐ折れる話だったが、その日は互いに虫の居所が悪かったのか、次第に言い合いがヒートアップしてしまった。 そんな時、彼女に姉の話を持ち出され、ついカッとなって強く言いすぎた。 それに涙を滲ませた彼女に対して、取り返しのつかない言葉を吐いてしまった。 「最後には泣けばいいと思ってるんだろ、だから女は嫌なんだよ」 本心ではなかった。少なくとも、彼女に対してそう思ったことはなかった。 ただ、姉に対したそう思ったことがあるのは事実で、話題に上っていたこと、冷静な思考ができなくなっていたことで、口から飛び出てしまった。 彼女もそれは理解していただろうが、関係に致命的なヒビを入れるのには十分だった。 これ以上一緒に居ても彼女を余計に傷つけてしまうだけなので、別れることは了承した。 まだ彼女を愛しているし、残っている彼女の荷物も一まとめにはしたものの、捨てられずにいた。 彼女に別の恋人ができても、いつか戻って来てくれるかもしれないと、諦められずにいた。 彼女に貸したままのもの： 二人が好きな作家の文庫本。 あげても構わなかったのであまり頓着してはいなかったが、よくよく考えると返してもらってない。 無理に取りに行く必要もないし、また買えばいいか、と思っているが、なんとなくまだ買えずにいる。

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