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世間を騒がす怪盗「怪盗ゴースト」。 相手の探偵さん「名探偵・探偵」 怪盗の時の一人称「私」 怪盗の時の二人称「君」 怪盗じゃない時の一人称「俺」 怪盗じゃない時の二人称「あんた」 最近、その名が広まり始めた駆け出しの怪盗。 横領で至福を肥やす資産家や政治家を狙って、盗みを行う義賊。 <夢>は手に入れた金で広大な土地を手に入れる事だ。 幼い頃、孤児として親の顔を知らずに帝都のスラム街で生まれ育った。幼少期は銀幕（映画館）で「ルンペンネズミ」と蔑まれながら過酷な労働を強いられていた。 探索者に名前はなく「壱番」と番号で呼ばれ続けており、周りのルンペンネズミ達からは「壱」と呼ばれていた。 数字の通り、壱はこの銀幕で初めに雇われた孤児である。元々、地頭が良かったため、主人達の隙をみて食事などを盗み、他のルンペンネズミに分け与えたりしていた。 またルンペンネズミ達はその身分を知らしめる為、背中に大きくネズミの焼印がされている。 そして、現在から10年前、銀幕は火事に遭った。主人も警察達も自分たちに目もくれずに金品を持ち出していた。 そんな中でも、壱は必死に仲間を連れ出そうとするも、燃えた瓦礫の下敷きになり意識を失った。 気がつくと、壱は瓦礫の中だった。周囲を見れば、自身に懐いていたルンペンネズミ達が瓦礫から自分を守るように亡くなっていた。 壱が負った傷は、顔面の切り傷と背中全体の火傷のみだった。 背中の火傷でネズミの焼印は焼き潰されていた。 仲間を見殺しにした主人も、それを容認した警察官も全てが信用ならず、地頭の良さと映画館での知識を活かして、怪盗になり、復讐を果たすことを決めた。 銀幕で燃えたルンペンネズミ達の遺骨を大事に自身の家に保管している。 金持ち達から手に入れた金で広大な土地を手に入れて、彼らの墓を作ろうと考えている。 そして、全ての骨を埋め終わったら、自分もその墓に入るつもりでいる。 自分を殺して、かつ、墓に埋めてくれる存在を探している。 だからこそ、怪盗という足がつくかもしれない仕事をしていても余裕な態度でいるのかもしれない。 10年の間、背中の焼印が消えた事でルンペンネズミとバレずに色々なところで金を稼ぎ、怪盗に必要な道具を取り揃えた。 映画で観た怪盗は大胆不敵・豪胆であり、何にも怯まない姿勢に憧れがあった為、怪盗として動く時は常に笑顔を絶やさず、大胆不敵な態度をしている。 しかし、壱として過ごしている時は全く笑う事がなく「愛想の悪い小僧」と出先などでは、よく言われてる。 変装が一番得意で、不意打ちなどの汚い手段を好まない。必ず予告状を出す事にしている。 奇妙なアイテムは自身の開発品。 決め台詞「闇夜に馴染むは盗人の十八番！空に浮かぶ月は私を照らす光だ！ さあ！この怪盗ゴーストに惑わされてくれ！」 その他「映画の主人公は最後にどんな結末を迎えると思う？ ハッピーエンド？バッドエンド？メリーバットエンド？どれだって、大事なものが側になけりゃ、バッドエンドだ。そうだろ？」 ――【通貨シナリオ】―― 2021/11/17 X2U 大正浪漫 怪盗×探偵 生還

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