タグ： あざらし ドロディスほ１

∞振り中１１が結構そろって面白かったので採用。 弟は殺人するが頭も出来も自分より全部優秀にしたいのでこれでいいや。 職業p 回避：回避とは逃げる事や急激に向きを変える事にも使えると思うので。運び屋には必要かなと。 隠れる：隠れてやり過ごすことだってあるよね。 聞き耳：隠れるなら音は重要だよね。 忍び歩き：隠れるなら…以下略 登攀：塀や壁をを登りたい。 目星：目的を視認するのは大事。 興味ｐ キック：足が遅い分足癖は悪い。 図書館：弟より学がないが、勉強はする。 医学：簡単な怪我より重要な怪我ほど病院へは行けない。 心理学：わかろうと努力した結果…でもわからない。 ＊＊＊＊＊ 基本弟と遺書について以外はあまり興味がない。 イメージ的にずっと遺書に不定で性的嗜好してる感じ。 たんたんと話す。 学があるわけでもない。 ただ思い付きで行動してる時が多い。 母が死んだ際に仕事を辞めた。 遺書が真実の物語。母親は自分もちゃんと気に掛けてくれていると信じたいが為に多くの遺書を読み、もっとそれを正当化させたい。 ＊＊＊＊＊ ある日、片親の貧しい暮らしをする兄弟がおります。 弟とは歳が離れているので昔から母親の代わりに面倒を見てきました。 母親は弟は気に掛けているように見えました。 自分へ愛情があったのかはわからない。 ただ、母親には負けないほどに小さな命の弟を大事にしていた。 お腹がすいた弟の為にいつものように不用心な部屋に盗みに入ったのですが、そこで自殺した死体を発見します。 その時にビックリして持ってきてしまった1枚の手紙。 それは遺書だった。 隠すようにそれを読まずにしまった。 中卒で工場に勤め、部品を選定する作業。 何も深く考えず、流されるように黙々と仕事をする。 帰れば弟の明るい笑顔があるからだ。 時はたち、自分たちの母親が自殺をした。 遺書があった。 そこにはもう疲れたと書いてあった。 残すことに申し訳ないとも書いてあった。 自分を、自分たちを気に掛ける言葉に違和感を覚えた。 では、ほかの遺書は？ 隠してあった遺書には……憎い相手への罵詈雑言が並べられていた。 遺書なのに、同じ遺書なのに全く違う。 人を気遣うきもち、罵詈雑言……これが最後に残す本音なのか虚言なのか… 他の遺書が読みたい。 ただの遺書じゃダメだ。自殺は虚言かもしれない。 いや、そうだ……自分が立ち会えばいい。殺される時の遺書はどんな遺書だ？ 沢山読むたびに思う。 遺書とはなんだ？？ 街を歩く。 人混みの中で声がする。 「あの先生マジ無理、死んでくれないかな？」 「上司使えないくせに口だけはうるさい、本当死んで欲しいわ」 じゃあ、死んでもらおう。 無差別過ぎる謎の死が街を脅かす。 死がわかるのは、遺書が届いたその時だけ。 今日も遺書が読みたい。 震える字で綴られる文字を。 「書いてくれてありがとう、さぁユウキ。これを遺書にしよう」 ＊＊＊＊＊＊ ユウキへ 沢山遺書を読んできて、遺書ってものは書く人によって全く違うものになるって気づいた。 でも変わらない点が一つだけある。 それは誰かへの感謝だったり、思いを残すことだ。 その言葉が本当の気持ちか、今思いついた言葉なのか、嘘なのか。 僕にはわからない。 沢山読んだ。でもわからなかった。 でもその遺書を読んだ相手が、そう思ったのなら、そういう事なのだと最近になってようやく理解してきた。 それは手紙を届けた後の反応を見たからなのかもしれない。 だから僕もいつかの為に遺書を残そうと思う。 これを読んだ君がどう思うかはわからないが、これは僕の胸の中にある言葉だ。 ユウキ 僕の我儘に付き合ってくれてありがとう。 母親の言葉を信じた今だから言えるんだ。 君はこんな裏の世界ではなく、表の世界で、幸せをつかみなさい。 それを、僕は望んでる。 もう、誰も、殺さなくていい。

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