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『あトの祀リ HO1』 菊見 秋明(きくみ・ときあ) 18歳/178cm 誕生日：10/15(これ覚えてる？) 名前の由来…秋明菊から。花言葉「忍耐」「薄れゆく愛」 また、秋明菊は花のがくが花弁化したもので、実際には花びらが無い様子が、村の人間に紛れているヨソモノ感があるなと思ったので。 ＊＊＊ HO1 秘匿 あなたは10年前この村に引っ越してきた。 ＨＯ２とは親同士が決めた婚約関係にあり、またあなたの家は HO2の家と親戚関係にある。(所謂分家) 恋愛感情は伴っていても伴っていなくてもいい。 あなたは周囲には「家庭の都合で養子として今の家に引き取られた」とは言っているものの、実際は一人で森の中で遊んでいたところいつの間にかこの村にたどり着いていたのである。 現在の両親は育ての親であり血縁関係もない。外の世界のことはもうほとんど覚えていない。なぜか思い出せないのだ。 昔の自分はどんなだっただろう。自分の髪の色は、瞳の色は、声は、こんなだっただろうか？ 正直この村の人々にもどこか違和感を覚えているものの、はっきりとしたものを得られずにいる。 あなたは神官の柳田孝に苦手意識を持っている。というのも、あなたは彼の指示で夜伽の練習と称して定期的に村の若い男女と体を交えているからだ。彼自身とも体を繋げたことがある。 あなたはもしかしたらこれらのことを誰かほかの人に言おうとしたかもしれないが、それを口に出そうとすると頭がずきりと痛むのだ 思わず口を噤んでしまうほどには。 また、あなたの下腹部には謎の紋章のような痣がある。 ＊＊＊ 推奨：戦闘、目星、図書館 個別推奨技能：医学、アイデア 個別特殊ステータス：ＰＯＷ、ＩＮＴは１４ +１Ｄ２ pow→1 INT→2 ＊＊＊ 技能 回避、MA、タクティカルバトン(警棒)…護身用。また、有事の際婚約者のho2を守るための護衛技能として教えられた。 図書館、医学…夜伽がなかなか覚えられない悪い子なので必死に身体の知識だけでも、と覚えようとした。でもいつまで経っても上手くならないね。なんでかなぁ？悪い子だね。 目星…周りの若干の違和感に常に気を張ってるから。怖がってるという本心を悟られないように。 隠す…心を隠す 精神分析…自分を落ち着かせるために。 説得…顔がいいから……(？) ＊＊＊ 【特徴表】 1d6→6(興味に60pt) ●4-6「寄せ餌(D)」 　人間以外の怪物に好かれやすい。誘拐されれば殺されずに監禁されるか、もっとひどい目に遭うこともある。 ＊＊＊ 人当たりのいい所謂爽やか系イケメンの陽キャ。 いつも笑顔で人の話を聞くし友人とバカ笑いもするし女の子にも優しくする。 スポーツも好き。よく放課後何かしらの助っ人枠で参入して遊んでるかもしれない。 人の話を聞くのもそこそこ上手いので誰かの相談にもよく乗ってるかもしれない。 養子として外から10年前にやってきたがその人柄であっという間に村に溶け込んだ。 特技は柔軟と早着替え。 ho2(御縁沙代子)の婚約者。 そこまであからさまに接する訳では無いが、それでも婚約者として通学の行きと帰りは一緒に帰っているし少し箱入り気味だけど色んなことに興味津々なho2を寄り道とかに誘い出して「内緒な？」って笑ってる。 (ただ基本女子には優しいのでそこまであからさま…という感じでは無いです。つまり婚約者居なかったら勘違い製造機) 引き取られた先の家族仲も良好で笑い声が外でもたまに聞こえるかもしれない。 2340の事は大事な友人と思っている。 そう、このままでいて欲しい、みんなを守りたいと思うほどには。 周りとの中は良好。もしかしたら近所のじっちゃばっちゃにも可愛がられてるかもしれない。 NPCに対しても基本ニコニコと接し、柳田勝にもアッチがもし避けてても普通に話しかける。 もちろん、神官である柳田考にも。 ただ鳴海先生には割と他の人より懐いているかもしれない。二人きりになった時によく外の話をせがんで聞いている。 外の世界に対して憧れというより「思い出したい」という気持ちがある。 ＊ そんな爽やか陽キャだが過去の記憶がうろ覚えである。 気がついたらこの村にいた。帰りたかったのかどうかももう覚えていない。 本当に自分はこうだったのか？この村に来て、「あの行為たち」によって作り替えられてしまっているのか？そもそも付きまとうこの謎の違和感はなんだ？と誰もいないところで恐怖している。が、絶対周りに見せないようにしている。 下腹部の紋もいつの間にかあり、バレたらどうなるのかわからずバレないように着替えも早い。体育の時とか見られないかすごくドキドキしてる。 でもそんな自分が何者なのかも分からない中、ホントの自分を知りたいとも思っている。 また、夜の顔がある。 神官の命の元、様々な男女と夜伽の練習をしているという顔が。 これは秋明が村に来て1年くらい経った9歳の頃から始まった。つまりは今だと約9年続いている。 村に迷い込み不安で満ちていたが1年くらい村で暮らしてみんなとてもいい人達だったので迷い込んだのがここでよかった、と安心した矢先の事だった。 その時の絶望は今でも刻まれている。 両親もいい人だが自分のされている行為を知ってとめないどころか送り続けられる事にこちら方面のことには諦めがある。 最初は何もわからなかった。ひたすらに怖かった。助けを求めて、頑張りましょうねって言われても何もわからなくて。 精通前なこともあって行為の意味もわからなかった。 それでも最初は優しかったので、ゆっくり慣れていってようやく怖くなくなってきた、そう思い始めた頃、「慣れたなら新しい事をやってみましょうか」と別の人に厳しく激しくされてまた恐怖した。 そういったことを繰り返し、しかし怖いとも言えず、抱え込んでいくうちにそもそもの性行為自体に嫌悪感、恐怖心などを持つようになる。 なので実は毎回気持ち悪さと吐きそうになるのを耐えて必死に隠して夜を過ごしている。 しかしそんな気持ちと生来の不器用さも相まってか夜伽スキルが全然上達しない下手で物覚えの悪い「悪い子」である。そのためよく朝まで「補習」をさせられている。(※笑いどころ) 悪い子でなかなか覚えないので多分規定よりも夜伽の回数も増えてる。 必死に覚えようとしているが……。 また、「女性のどこをどうすればいいか身をもって知っておくべきだ」と言われ受け手側もさせられている。その場合相手は主に神官の柳田であるが、他の人とも行っている。 しかし毎回グズグズになってしまっている。(感度が高いため)(受けでも攻めでもグズグズになってますコレ) 男の子なのに女の子のお勉強で感じてしまう悪い子である。 すごく嫌なのに覚えないといけないし、毎回感じてグズグズになってしまう自分が嫌だし汚いと思ってるし身体が内側から作り替えられているようで怖い。 しかしこの数年間、いや人生の半分の中でこの夜伽を取って自分に残るものはどれくらいなんだろうかと言うくらいには体に染み込んでいる自覚もあり自分を嫌悪している。 なのでHo2のことは大切に思っているが恋情とか抱く以前の話で「欲」というものを嫌悪しておりあまり欲を抱けない人物になっている。 でもho2には幸せになって欲しいと思ってるし婚約者であるなら自分が幸せにしないといけないんだ、このような目にもあって欲しくないので「その時」が来る時のために必死に自分が耐えようと思っている。 また、どうしても嫌になり誰かに助けを求めようとしたが頭が痛くなり言えなかった。その事にも絶望した。もう逃れられないのだと悟った。 そう、絶望し諦めたのだ。どうしようもないと。誰も頼れないと。助けなんてないのだと。 しかしそんな本心を周りに悟られて、これ以上酷くされてしまったら？ またそうでなくても、自分のこの見た目もこの村に来て変わっていったのかもしれないと思っているのに、この心までも変えられてしまったら？もう「自分」なんて残らなくなってしまったら？そう思ってしまい、その本心を絶望ごと隠すことに決めた。我慢すると決めたのだ。 だから、笑っている。絶望と恐怖と諦めを己の内に隠して今日も秋明は笑っている。 友人たちは綺麗なものと思っているのでこのことはそもそも言いたくない。こんな汚い自分を知られたくないと思っている。 多分秋明の壊れそうな心を何とか繋いでいるのは友人たちの存在である。

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