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双柳家に代々使える奉公人(執事)。 もっとも忠誠を誓うのは当主であり、当主の要望には何でも答える所存である。 HO1,HO2のことももちろん大切に思っており、平和であってほしいと思っている。 しかし、あまりに甘やかすと我儘になってしまう為厳しく当たることもしばしば。 根は優しくいきたい。なんだかんだいって結局命令は聞く。 毎日アフタヌーンティーを出す。 おやつは紅茶に合わせて日替わり。 チンSIZ：15 のぼる様の好物：湯豆腐 すい様の好物：テリーヌ ≪紅茶≫ 1：アールグレイ 2：セイロン 3：ディンブラ 4：キャンディ 5：アッサム 6：ダージリン 7：ニルギリ 8：ドアーズ 9：シッキム 10：ジャワ 11：キームン 12：ルクリリ 13：リゼ 14：ウバ 15：ルフナ ≪おやつ≫ 1：アプリコットと抹茶のミルフィーユ 2：りんごとレーズンのディープパイ 3：ガトーショコラ 4：マカロンショコラのフルーツ盛り 5：３種のベリーのショートケーキ 6：カスタードクリームパフ 7：レモンメレンゲパイ 8：オーチャードフルーツケーキ 9：洋ナシとブラックベリーのタルト 10：シャルロットケーキ 11：プレーンスコーン～クロテッドクリームと苺ジャム添え～ 12：ナッツとキャラメルのナポレオンパイ 13：コーヒーとウォールナッツのバターケーキ 14：シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ 15：アールグレイと焦がしバターのフィナンシェ 以下ネタバレあり -------------------------------------------- 家について…中堅ぐらいの華族。父親が一代で大きくした。この家を建てたのも父だ。 喧騒から少し離れた森に入ったところにあり、静かに暮らしている。主に土地の運用と父が始めた国内外との商売で成り立っている。 商品は古書や古物などだ。家自体もアンティークな物が多く、仕掛けのついた家具なども多い。父の趣味が垣間見える。 父親…この家の主人である。厳格な人。小さな華族出身で、一代でこの家を大きくした才能を持った男。 しかし父親として子供達に接した時間は短く、商談のために出かけたり部屋に篭っていることが多かった。 立派な男ではあるが、子供達にとっては少し怖い存在になり得るかもしれない。 また、家には昔から多くの本が置かれており、父親が本好きであることを知っているだろう。 母親…父とは違い、穏やかで控えめな性格をしている。貴方たちと多くの時間を共に過ごしてくれた。父に逆らうことはせず、3歩後ろを歩き黙って父について行くような人柄。元は平民のため裁縫が得意で、子供達や執事達の服を繕ったりしてくれる。 -------------------------------------------- ◇ 【HO3・執事長】 《秘匿目的》兄弟を守り抜く ▼兄弟の過去の確執 あなたは以下のことを知っている。 ・HO1が仮面と服の下に酷い傷跡を隠していること ・HO1がHO2を酷く憎んでいること ・HO2がHO1を酷く恐れていること これは『10年前の兄弟喧嘩』によるものだ。 使用人たちの目のないところで二人が喧嘩し、そのときHO1が倒れた棚の下敷きになってしまった。 直接目撃こそしていないが、あなたはそういう出来事があったのを知っている。 しかし不思議なことに、兄弟二人は喧嘩したことを覚えていない。 HO1はただただHO2を憎み、HO2はただただHO1に怯えている。 二人の小さな記憶喪失は喧嘩のショックによるものだろうと思い、あなたはこの話題を兄弟に振らないよう心がけている。 ▼初期技能 あなたは最初からクトゥルフ神話技能を1d10Ｐ有している。 これは成長Ｐとして振ってよい。この値はSAN上限に反映される。 ▼HO1の写真 兄弟喧嘩で酷い怪我を負ったHO1は、当時屋敷内の自身が写った写真をすべて処分するよう命じた。 あなたは秘密裏にそのとき1枚だけ写真を保護し、いつも手帳に挟んで懐に忍ばせている。 これはこの世で唯一HO1の元の姿を映したものである。 〈特徴表：大切なもの〉を適用し、持ち物欄に手帳を必ず記すこと。 この理由もあって、あなたはあまり人に手帳を見せたくない。 ▼一家への忠誠 あなたがもっとも忠誠を誓うのは当主であり、あなたが過去に当主の要望を拒んだ覚えは一切ない。 その上で今回のあなたの目的は、たとえどんなことがあっても、命に代えても兄弟を守り抜くことだ。 ▼執事長補佐 あなたはもっとも信頼を寄せている執事長補佐がいる。 が、彼は海外旅行に発った当主夫妻に付いている。 夫妻が海外旅行から帰ってくるのは、HO1が留学先に帰る次の日の予定である。 ◆すべてをやり直す呪文 コスト：SAN値・MPを合計100P、12時間に及ぶ呪文の詠唱 コストは複数人が協力して提供してもよい。 ただしコストは特別なタイミングで支払われる（後述）。 この呪文はすべてをやり直す幻影の呪文である。 呪文の使用者は任意のひとつの事実に対しこの呪文を行使することができる。 呪文の効果によりその事実はなかったこととなり、使用者はその事実の起きなかった理想的な世界を手に入れる…… という、幻影を手に入れる。この呪文が構築するすべては幻覚である。 しかし一般的な幻覚と異なり、この幻覚は影を得る。 『幻影』はその場にいるすべての者が感知できる幻覚なのだ。 すなわち、その場のすべてのものが、呪文使用者の理想的な幻覚世界を共有できるのである。 これは幻影自身にも影響する。普通自我を持つ幻覚というものは存在しないが、幻影の場合、その幻は意思を持つ。 幻影は幻でありながら、心を持つ独立した存在としても機能するのである。 結果として、幻影は呪文使用者の認知できる範囲に限り、通常の生命体とほぼ遜色ない時間を送ることができる。 ただしこの呪文は絶対に重ねがけしてはならない。 一人でも同じ対象、一ミリでも同じ場所に対してこの呪文を行使したとき、この呪文はすべての効果を失う。 そしてこの呪文のコストが支払われるのは『呪文が効果を失ったとき』である。 使用者が呪文を解消するか、重ねがけにより強制的に呪文が失効した際、呪文使用者は無条件にコストを支払うことになる。 呪文使用者のSAN値・MPでコストがまかないきれなかった場合、呪文使用者のPOW1を10MPに換算して支払いに追加する。 すべてのPOWを捧げてもコストに届かなかった場合、その呪文使用者は命を落とす。もちろんそれと同時に、すべての理想的な幻影も消え失せる。 1D10 (1D10) ＞ 7　クトゥルフ神話技能 ≪クリアしたシナリオ≫ とある貴族の幻影

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