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飛鳥 さすけ(24) 探偵助手 (あすかさすけ) 職業ベース 探偵 興味 回避、キック→探偵さんから学んだ自衛術！ 応急→探偵さんが怪我したら、オレが治す！ 家事→普段家でやってるのはオレだもん！……慣れてねぇけど。 誕生日 9月28日 好きな物→たこ焼き 嫌いなもの→酔っ払い(昔絡まれたことがある。) イメソン 「ビターチョコデコレーション」 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ さすけは小さい頃から人に愛されなかった。 風俗で働いていた母とその客の間にできた子供がさすけだった。 母は父親が誰か分からず、自分と誰かの血を継いでいる、さすけの存在が自分の人生の汚点だと思っていた。それから自暴自棄になった母はさすけが2歳を迎える前に窃盗罪で逮捕。さすけは孤児院に預けられた。幼稚園や小学校は孤児院から通っていたが、孤児院の対応だってとても真摯なものとは言えず、あくまでさすけは「孤児院のこども」であるだけで、特別愛されていた訳でもなく、育って行く上で愛情なんて無縁だった。 中学校に上がった頃、出所してきた母に再度引き取られることになった。別にどこにいても自分は変わらないと腹を括っていたさすけは母と共に生活することになった。が、生活はまさに地獄。金はない。母は酒に溺れる。引き取られた意味だって、自分を働き手にするためだと知った。中学生だったさすけは年齢を偽りながらファストフード店で働きながら、中学校に通う、辛い日々を送っていた。 卒業後、高校に1度は公立高校に入学したが、その頃にはより一層母は酒に、タバコに、ホストに堕ちて行き、生活が困難になった。高校をやめ、本格的に仕事に着くことにした。 バイトもファストフード店だけでなく、コンビニ、日雇いなど様々な種類の仕事をしていた。さすけは心底母が嫌いだったが、それが普通。ホントの家族の愛の形なんて分からなかった。それを受け入れてしまっていた。 18歳の時、バイト帰りに夜の街を通っていたところで風俗店のボーイやウリセンの張り紙を見かけた。調べたところ、今までの稼ぎよりも圧倒的に高収入だった。今まで愛も恋も性行為だって知らなかったさすけは安易な気持ちで応募した。面接するかと思いきやそこで早速実践という名の開発が待ってた。数日の研修を経て、早速ウリを始めたさすけ。最初は慣れないことばかりだったし、失敗もしたが、そのウブさや愛おしさから1部からは人気になり、そのまま夜の街に身を置くことになった。 20歳の春、母が交際相手と揉め、刑事訴訟沙汰になったことをきっかけに縁を切った。結局家族の愛なんてわからなかった。 それからもウリは続けていたが、店と揉めた事で21歳には1度去った。(内容としては店が何やら怪しいことをしてたことで自分の身の危険を案じたから。) 店を去って数週間後。さすけはフラフラと夜の街を歩いていた。店をやめたとはいえ、人のモノを咥え、媚び、快楽を得ることが当たり前になっていたさすけには夜の街がやはり過ごしやすかった。居心地が良かった。 その日の夜もどこかで出会った男に抱いてもらい、見知った夜の街を歩いて帰っていた。少し肌寒い冬空の下で、さすけは唐突に意識を失った。 次に目を覚ました時には自分は両腕を拘束され、上着は脱がされ上裸になっていた。何が何だか理解しようとした時、勤めてた店の店長が現れた。何でも、違法薬物の取引を行っていた現場を目撃されたと思い、いっそ薬漬けにして従順な犬にでも堕としてやろうと画策していたらしい。店長と、数名の知らない男と、さすけがいる空間でそれは行われようとしていた。刃物で引き裂かれていくズボン、パンツ。刃先の冷たさを感じ身震いする。店長の手には注射針。それの中身が自分に害をなすものだと理解するのは容易だった。真っ先に感じるのは恐怖。今まで経験したことも無い、「レイプされる」という恐怖。さすけは恐怖のあまり泣くしかできなかった。 「オレの人生、なんなんだろ……。」そう思わざるを得なかった。 そんな時、店の扉が強く開き、1人の男と警察が複数人入ってきた。長髪の男はさすけに対して大丈夫か、と問いかけてくれた。あまりの怒涛の展開にさすけはうんともすんとも答えられなかった。彼はそっと、自陣の羽織っていたコートをさすけに着せ、店の中のへ向かっていった。 その後、さすけは警察に預けられ、事情聴取と、軽く検査入院をすることになった。その間に彼の名前が「」で、別の事件を捜査していて偶然さすけの危機を救ってくれた事を知った。 退院後、さすけは彼の事務所へと向かった。コートを返すためではあったが、本心には彼に感謝を、偶然だとしても自分が出来る最大限の感謝をしたいと思った。 事務所につき、彼と対面し、自分をここで雇ってくれないか、助手にして欲しい、なんて思ってもないことを言ってしまった。その場の空気に流された、というか、彼の近くに居たいと思ってしまったのか。彼自身にはわからなかった。勢い、みたいなものだからだ。 最初は拒まれていたかもしれない。でもさすけは彼に感謝を伝えるために住み込みで家事、事務仕事、はたまた彼に迫って自分の出来る奉仕をする。それで自分自身の心を満たされていることに気づいた。誰かのために、心の底から尽くすことでさすけの心は救われた気持ちになった。気づけばそれは、それは敬愛や尊敬ではなく、「依存」であった。しかし、本人にはそんなこと知る由もない。 彼の存在意義は彼のために尽くすこと、彼の傍にいること。自分に出来ることなら何でもしたい。という奉仕の精神だ。そのために彼は生きている。 今の彼は恋も、愛も知らなくたって、幸せだ。 (知り合って2.3年って認識) ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 【さすけの考え・行動原理】 ・探偵さん以外の人は正直信じられない。 ・考えは短絡。 ・色んなことは探偵さんに習ったからそこそこのことは考えられるけど、難しすぎると投げ出す。 ・体が資本。 (増えるけどざっくり)

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