タグ： 孤独な鯨は何を願うのか

高校3年生。 性格は少し大人しいところがある。ただ人当たりは良く友達は多い。 昔から高い背丈と男の子のような見た目から男の子の友達が多く、女の子を守るような行動が多い反面、それをからかわれたりするようなことがあった。 小学生の頃は、「自分はなりたくてこの容姿に生まれた訳ではない、私も女の子らしくなりたかったのにどうして。」とよく思っていた。しかし当時近所に住んでいたお兄さんだけは自分の短い髪の毛を「似合っている」と褒めてくれた。そのお陰もあり、多少は自分の容姿のことが好きになれた。 しかし中学生の頃、彼は結婚をする。相手の女の人は、彼よりも背の小さい、物腰が柔らかい長い髪が似合う人だった。 それを見た彼女はショックを受け、そして逆に、より「王子様らしく」振る舞うようになり、現在に至る。女の子に「かっこいい」と頼られる日々も悪くはない。しかし大学生になったら誰もいない大学へ思い切って行っても良いのではと考えるが、そのような度胸もないので悩んでいる。 ちなみにわざと王子様らしく振る舞うように心がけているが、天然タラシな部分が多い。 部活は弓道部と写真部を兼部している。写真部には毎回彼女目当ての新入部員が来る。 ・孤独な鯨は何を願うのか ・心臓がちょっとはやく動くだけ（KPC）

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