タグ： MoMo家の女性陣

18歳、大学生のストーカー。 一人称「なぐ」。ヤクザの一人娘。 小学校の頃から仲良しだった男の子をずっとストーカーしている。男の子とは同じ歳で、中学・高校共に同じところに通っている。 相手の男性を金栗は「あっちゃん」と呼んでいる。あっちゃんは警察に届けを出しているが、なぐるの家が全部揉み消している。 家の人間に迷惑をかけない良い子（？）で、あっちゃんに貢いだものは全て自身で稼いだお金で購入している。 とりあえず、一緒に暮らす家と車と指輪を購入している。 もっと、あっちゃんに物を貢ぐ為に、金が欲しくたまらない。 現在、金栗とあっちゃんは別々の大学に通っており、連絡先も巧妙にあっちゃんが隠すので、自宅に手紙を毎日送っている。 ハートのステッカーが貼られた金属バットを常に持ち歩いている。野球が好きだから。 高校時代、あっちゃんに彼女が出来た。ずっと幼馴染として片想い（ストーカー）を続けていた金栗は、仲睦まじくあっちゃんと彼女が歩いている事に激情し、彼女をバットで殴ろうとした。 はた、と気づくと、赤い鮮血でバットは濡れており、殴った人間を見れば、それはあっちゃんだった。 彼女を庇ったあっちゃんの頭からはダラダラと血が溢れていた。 そこからのことを金栗はよく覚えていない。 気がつけば自宅に帰宅しており、家の人間も学校の人間も、何もなかったかのように振舞っていた。 （夢……？）と思ったが、あっちゃんを刺した感触はまだ手に残っていた。 家の人間から「彼は別の学校に移ったよ」と聞かされた。 会うことも厳しいと言われ、金栗は徐々に家の人間が自身の失態を揉み消して、それに学校も合わせていると理解した。 しかし、「あっちゃんを自らが殴って、傷を負わせた」という事実を受け入れる事が出来ず、金栗は「あっちゃんをなぐは殴ってない。あっちゃんは引っ越してしまったけど、きっとどこかにいるし、なぐはまだあっちゃんを求めたっていい」と考え始めた。 それからは、まるであっちゃんがどこかで生きていると暗示して、日々を生きている。 実際には、あっちゃんは高校時代に亡くなっており、金栗の手紙は彼の実家に送り届けられている。 あっちゃんの家族は自身の息子を殺したヤクザの娘から届く手紙に怒りを感じながらも、無碍にすることも恐ろしくて、あっちゃんの部屋に保管している。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ