タグ： べいべ

鷲頭 千容(わしず ちよ) 職業:作家(文学部学生)→2015サプリ参照 【特記】:自分の得意分野(SF、歴史、心理サスペンス)としている技能において+10%のボーナス。 一人称｢わたし｣/二人称｢〜くん(ちゃん)、あなた｣ 好きなもの(こと): 読書、映画鑑賞、植物鑑賞、芸術全般の鑑賞は心が落ち着くから好き 膨大な文章の中から要点を出したり、たくさんの本から目当てのものを探し出せるので【目星】。 得意分野の「サスペンスドラマ」の延長としてトリックのために人間や他生物の構造の知識も必要なため、【生物学】。 〇文学部 フランス文学専攻の大学3回生。幅広くなんでも読むが、自分が得意としているのは心理サスペンスドラマやエッセイ。 勉強意欲はある方で、成績も問題ない。そろそろ就職に関して動かないといけないが、学芸員で働きながらエッセイストになるか、はたまた翻訳家になるか定まらず悩んでいる最中。 〇彼女はとても可愛らしい見た目をしていて、中学時代からあだ名は｢天使｣だった。(本人は嫌すぎてやめてと言っているが無駄だった。)そのあだ名はたまたま同級生が同じ大学にいることによって引きずられている。 〇可愛らしい見た目に反して、心臓に毛が生えていると言っても良いほど繊細とはかけ離れている。ホラー映画やアトラクションも好きで、いつも友人にひっつかれながらニコニコ楽しんでいる。 〇鷲頭千容の可愛らしい容姿が目を引くのか、周りにはいつも人が集まる。勿論友人もいる。が、本人は目立ちたくないと思っているし、何よりいつのまにか付けられたあだ名｢天使｣が気に入らない。 天使と呼ばれるほど、人に対して良い行いを普段からしているとは思えないし、寧ろ天使と呼ばれるならそういう心がけをした方がいいのだろうかと悩むことさえある。｢天使｣という言葉に彼女は縛られているのだ。 一見問題のなさそうなあだ名でもやはり本人にとっては悩みの種となりうる。 本人はこれについて、自分がエッセイストとして自信を持って公開する時が来た時、真っ先に書こうと思っている。 ｢天使と呼ばれても、悪魔と呼ばれても、どちらも苦しい思いをする。なんて人は複雑なんだろう。と思う。｣ と、書き出しの文さえ決めている覚悟である。 〇彼女は当然ながら物凄く周囲の異性から人気が高い。でもそれは、殆どが彼女の顔をよく見たいからだ。 勿論告白も数え切れないほどされてきたが、直近では告白のための誘いが教師からの呼び出しと同じくらい気が重くて嫌だった。 軽さも重さも関係なく、全ての告白を断っている。 告白の言葉を聞いている間、彼女は他の事を考えるようになってしまった。 ｢私とそんなにお話もしていないし、私の好きな本や映画や最近落ち込んでることも知らないのにどうして告白できるんだろう｣。 冷たそうに思うが、彼女は本当に疲れていた。実際｢ちよ冷たいよ〜｣とそんなに仲の良くない女性達からちくちく言われるが、真剣にお付き合いしない方が冷たいのでは？とよく心の中で反論していた。 自分に疲れた彼女が、身も心も委ねるほどの人が現れた時、きっとその人は千容のことを、｢天使らしからぬ部分｣でさえ愛してくれるのだろう。 以下桃源淫祠のネタバレ注意！ ◆エンド1「色と慾心」 ◇SAN報酬 　生還：1d6 　丹を捧げた：1d3 ◇後遺症 「好色耽溺」 　1d3ヶ月間、相手に対して性的欲求を抱く。欲求が満たされない場合、何も手につかなくなる。技能に-10%。 ○美術館での、不思議で、決して誰にも言えないような出来事のあと、落ち着いて彼女は一緒に行った兎いちるのことについて考えてみた。 元々専攻がかなり違うが、唯一被っている授業で彼から話しかけられた。他の授業では会いたくない人ばかりいて、知り合いがいないこの授業でもやはり最初のうちは警戒した。 いちるは自分のことばかり話す男ではなかった。ちゃんと課題はやってきて、わざと課題を見せてもらうような素振りは見せないし、千容のことについても聞いてくれた。 彼が美術館のチケットを渡してきた時は本当に嬉しかった。今まで誘われるといえば、行きたくない人混みばかりだったから。 ｢もしかして私の趣味通じたのかな？えへへ｣と、文学部の影響か想像が豊かな千容は冗談ながらそう思いつつも、心から楽しみにしていた。 結果として、自分が望む形の恋愛成就はできなかったのだが、それまでに千容が恐れていた｢女の子っぽくない｣ことをたくさんしても、いちるが受け入れていた時点で、かなり彼女の心は揺れ動いていたと思う。 彼女は見た目よりたくさん食べるし、割と野性味があふれるし、スカートも気にしない。 何より空想上の話をするのが大好きだ。 その度に意地悪な人からは｢合コンの時そういうのやめてよね｣と言われる。 これからは嫌な場所には行かなくていいし、嫌な人とは付き合わなくていい。 何よりたくさん好きな話ができる。 身の危険を感じるような経験をしながらも、彼女は少しコンプレックスから抜け出せたのかもしれない。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ