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本名はエミリー・イストリア。そう、エミリー・スーは彼女の過去の幻影だったのだ。彼女の父親はエミリーを日常的に虐待していた。エミリーは16歳の誕生日に親を殺して家から飛び出した。彼女は類稀な頭脳を駆使してあらゆる技、知識に手を出した。そして世界に「怪異」や「SCP」といった異形の存在を知り、父の使っていた禁術を使って接触した。あらゆる異形を手懐け、自分の物としたが「赤い鳥」に捕まり、死を悟った。だが、エミリーの力に惚れ込み、利用できると判断した「赤い鳥」は彼女を赦し、力を与えた。エミリーは同時に「赤い鳥」を心酔し、力の限り忠誠を誓った。生け贄を神鳥様に貢ぎ、神鳥様はエミリーを愛した。後に、「赤い鳥」より洗礼を受け、エミリー・グランディザスターと成った。 DISASTER:エミリーが名乗った名字。DIS(ディス＝否定)＋ASTER(花言葉、追憶)による『決別』と『災厄』の意味を冠する。dis(ディス＝離れて)＋ a ster(スター＝星) から「幸運の星から離れることで起きてしまう事象」が本来の語源。

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