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一人称は「俺」、二人称は「あんた」「お前」など。幼い頃に事故で両親を亡くし、引き取り手も見つからず施設で暮らすことになった。施設は一見普通の児童福祉施設だが、内部では児童虐待は日常茶飯事だった。しかし外へ訴えかけるにも証拠がなく、施設内の児童たちも諦めきったような様子で、幼いながら自分を守るためには強くなるしか方法がないと感じた。そこからは施設の人間に反抗するようになった。殴られたら殴り返したし、食事を抜かれたら施設を抜け出してその辺の草を食べて凌いだこともあった。地頭は良いので悪知恵を働かせ、自分自身で生きる術を身に付けた。施設の人間にも手に負えない問題児といったような扱いを受け、かといって施設内の児童と交流するでもなく、孤独に過ごしていた。16歳になりいつものように生活を送っていたある日、お前を引き取りたいという人物がいると唐突に切り出された。この人物が七峰伊織である。 伊織は「お前の話は聞いてるよ。たしかに問題児ではあるようだけど、気に入った。面白いから俺の護衛として一緒においでよ。生活に必要なものは用意してあげるから」といった内容を口にする。 当時はまだ幼かったこともあり1人では何もできなかったため、色々と思うことはあったものの施設を出てまともに生活できるのならば今よりはマシか、と承諾し雇われ、そこから10年の月日を経て今に至る。護衛の仕事といっても常に狙われている、よく襲われる、といったこともなく、普段はただ一緒に行動しているというだけである(もちろんそのようなことがあれば護衛として対応するが)。衣食住に不便はないし金も貰っているので特に不満はないが、相手の飄々とした態度が気に食わないので当たりは強く、敬語で話すこともあればタメ口をきくこともある。態度が気に食わないというだけで、人間的に信頼は置いている。相手が自分に対して何かを隠していようがまあ別にいいかという気持ち。 名前が女っぽいことがコンプレックス。ちなみに伊織には初めて名前を告げたときに大爆笑された(本人も中性的な名前をしているのに)。そしてこう見えて甘党である。余計に馬鹿にされた。 ○伊織に対して 昔は「七峰サン」と呼んでいたが、呼び捨てで良いと言われたので「伊織サン」と呼んでいる。 はじめは伊織に対して警戒心を持っておりあまり良い印象を持っていなかったが、今ではすっかり慣れてしまった。 一度伊織にボコボコにされているので、何でこの人は十分強いのに俺なんかを護衛で雇ってるんだ？と今でも疑問に思っている。 ○技能 心理学…技能値は高めだが、専門的な知識は持っていないので嘘をついているかついていないか、信頼に値する人間かを品定めする程度(この辺りはKP裁量で出る情報を少なくして貰っても構いません) 目星、聞き耳…幼い頃から、生活する上で周囲を警戒することが多く、自然と身についた 図書館…教養は身に付けておいた方が良いと言われ本を読むようになったが、長い文や漢字を読むことは苦手 応急手当…怪我をしたときなど自分で手当てしていたため ○通過 傀逅-生還 彼岸に旅立ちキスをして-KPC

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