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▼パーソナルデータ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ■名前／邑月慧（ユズキ ケイ） ■年齢／23歳 ■性別／男 ■外見／中世的な顔立ち。筋肉が付きづらく、線の細い印象を受ける。 ▼特徴 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ■性格／穏やか ■一人称／僕 ■趣味／ ■LIKE／弟、本、詩 ■HATE／クラスメイト、叔父、牛乳 ■OTHER／ 弟を守ることは、弟を大事にしたい気持ちもあるが、弟を守っている自分に存在意義を見出しており、半分執着のようなものである。 高校卒業後、近くの本屋でバイトを始める。 叔父から援助を受けているものの、一人暮らしの家賃と弟の入院費用が厳しいため、掛け持ちで深夜清掃のバイトも行っている。 小説作家になることが夢だが、安定しない職業のため、半ばあきらめている。 書店で働いているのは、未練が残っているからだろうか、本に触れることで無意識的に癒しを得ようとしているからだろうか。 好きな詩：金子みすず「星とたんぽぽ」 ▼背景 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ■時代／現代日本 ■家族構成／父（蒸発）、母（他界）、弟 ■生い立ち／ お腹に弟がいる母をおいて父が蒸発。 母は自分を女手一つで育てながら弟を出産するが、無理がたたり、出産と同時に容体が急変し、他界。 母が最期に聞いたのは自分の産んだ我が子の泣き声のみで、ついぞ弟の顔を拝むことはかなわなかった。 その後叔父の元に預けられる。 人の目を気にしてか、明確に手を出されることはなかったが、舐めまわすような気持の悪い視線と、やたらおおいスキンシップに違和感を感じながら育つ。 ■シナリオ前／ 父親は蒸発、母親は弟を産んでまもなく他界し、預けられた叔父は近所でも有名な重度の小児性愛者であった。 学校へ入って間もなく、叔父のせいで自分と弟は奇異の目で見られるようになった。 幼い弟は浴びせられる言葉に酷く傷つき、幼稚園から泣きはらした目をして帰宅することが常であった。 そんな弟を可哀想に思い、弟を虐めている主犯格の子に、「自分はどうされてもいいから、弟のことは虐めないでほしい」と頼む。 最初は聞く耳を持たなかったいじめっこ達だったが、面白半分で土下座を強要したところ、抵抗することなく土下座をしたことから、おもしろい遊び道具ができたと、兄をぱしりにする代わりに弟を虐めない、という口約束を受け入れてくれた。 かくして、弟は日常生活を取り戻し、表情にも明るさが戻ることとなる。 そして、相変わらずいじめを受ける兄と対照的に、虐められていた事実すらも忘れ、楽しい小学校生活を謳歌する。 中学校にあがったころから、部活や勉強の負荷の反動か、いじめっ子から兄へのいじめは徐々にエスカレートしていく。 第二次性徴を迎え、多感な時期である。 小児性愛者の叔父を持つ子どもが一体何をされているのか、興味を持ち、想像をしない者はいなかった。 あるとき、旧校舎の使われなくなった教室に呼び出され、服を脱ぐことを強要された。 抵抗をしない兄に、気分を良くしたいじめっ子の要求は、どんどん過激なものへと変わっていく。 隠語を言わせる、自慰をさせる、性器を舐めさせる・・・初めてを失ったのは雑草の生い茂った体育館裏でだった。 兄は抵抗せず、必死に耐え、終わると飛び散った精液を水道水で洗い流し、身を正してから家に帰った。 弟が部活から帰宅する前にシャワーを手早く済ませ、制服に染み付いた異臭は制汗剤や消臭剤でなんとかごまかす。 叔父が仕事に出ている間、夕食を作るのは自分の担当だった。 運悪く帰宅が遅れたときは冷や汗をかいたものだが、基本的には弟も叔父も、20時以降の帰りになることが多いので、不自然さに気付かれることはなかった。 そうして、高校生になった。 受験を終えたかと思うと、また迫りくる進路選択に、周りはフラストレーションをためるばかりであった。 いつものように、人気の来ない公園に呼ばれ、向かえば、自分よりも体格の良い男子生徒が５～６人ほど、集まっていた。 先輩、だろうか。抵抗する間もなくねじ伏せられ、頬が地面に擦れる。 知識が付き、ある程度金銭も自由になった高校生の好奇心と性欲は、ある意味恐ろしいものだった。 スマートフォンを使った脅し、性具の利用、あらゆる手段を使って辱められ、自分は必死にやめてほしいと懇願するしかなかった。 脳裏に弟の姿がよぎる。弟にこの欲求の矛先が向けられることだけは、あってはならない。 もう、それに縋りつくことだけが、正気を保っていられる方法だった。 蹂躙されている最中、遠くで砂利を踏む足跡が聞こえたような気がした。 自分の喘ぎ声と、穿たれて尻に当たる破裂音のような音と水音がうるさくて、気に留めることもできなかったが。 ひとしきり蹂躙しきったその先輩たちは、すっきりした顔で、しかしさすがにやりすぎたと思ったのか、自分のものを拭くためにコンビニで適当に買ったのだろうウェットティッシュを放り投げて寄越し、帰っていった。 息を整え、起き上がり、ドロドロになった身体をウェットティッシュでおざなりに拭く。 制服に飛び散った、汚れになりそうなところを早めに拭き、身体はジャワ―で洗い流そうと考えた。 家につき、弟の乱雑に脱がれた靴をみて、緊張をする。 どう言い訳をして、この身体と服を清めようか。思案していると、遠くに水音が聞こえてくる。シャワーの音だ。 だが、こんなに長くシャワーを出し続けていることなんてあるだろうか？ それに、早く出てもらわないと、自分も困る。 とりあえず、帰宅したことだけでも知らせようと、バスルームへ歩を進める。 ガラリと扉を開けたところで、目に飛び込んできたのは、すりガラス越しの、赤。 驚いて戸を開けば、手首を深く切り、切り口を水に埋めて制服を赤く濡らす弟の姿があった。 震えながら救急車へと連絡した兄の手により、一命をとりとめた弟であったが、 かくして、弟はSAN0状態となり、精神病棟に収監されることとなったのである。 ■弟療養中／ 弟は友人も多くいたため、毎日見舞客が絶えなかった。 弟の自殺未遂により、さらに奇異な目で見られるようになった兄は、いじめも止み、自宅と学校、病院の間を行き来するだけの毎日が続いた。 高校を卒業すると、叔父は自分に興味を示さなくなり、弟の方により強く関心を持つようになったため、自分は働きながら、弟を引き取り、叔父をできるだけ弟から遠ざけるようにして過ごした。 そして現在、23歳、弟19歳。退院の日を迎える。 ▼名前 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 邑： 国、村、農村集落 慧（え）： 心理をあきらかに知る精神作用、宗教的英知。 ▼星とたんぽぽ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 青いお空のそこふかく、 海の小石のそのように、 夜がくるまでしずんでる、 昼のお星はめにみえぬ。 見えぬけれどもあるんだよ、 見えぬものでもあるんだよ。 ちってすがれたたんぽぽの、 かわらのすきに、だァまって、 春のくるまでかくれてる、 つよいその根はめにみえぬ。 見えぬけれどもあるんだよ、 見えぬものでもあるんだよ。 ▼技能 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 〈職業〉 商店主／店員 　コンビニ・飲食店・販売店店員、店主、ネットショップ経営者、経営学部の学生。 職業技能：言いくるめ、聞き耳、経理、心理学、信用、値切り ＋次の技能から１つ選択：運転（自動車、二輪車）、コンピューター ＋商品知識から好きな技能を１つ 〈興味PT参考（夢）〉 作家 オカルト、芸術（トリビア知識、詩的表現など）、心理学、説得、図書館、ほかの言語（英語など）、母国語、歴史 ====================================== 【アルジャーノンの伝言】 「これもひとつのアイの形」 ・クローズド ・難易度　☆☆　・解放度　☆☆☆☆☆　 ・ロスト：低〜中（後遺症あり） ・推奨人数：1名（KPCとタイマン） ・推定時間：ボイセ3~5時間ほど ・使用環境：ココフォリア、Discord、Zoom ・推奨技能：三大探索技能 ・準推奨技能：心理学 ・継続：何があっても良ければOK（新規推奨） ＜前提＞ あなたには精神を壊した親しい友人、恋人あるいは家族がいる。 長い期間の療養を行い、友人や家族の助力もあってか喜ばしい ことに今現在その相手は精神的に回復しつつあることだろう。 このシナリオは相手の退院日から始まる。 ★このシナリオは社会からの孤立、うつ病、医療倫理をテーマに取り扱っています。一部の方に不快に感じる表現もありますので何でも許せる方のみお願いします。 ★RPや探索者自身の考えなどによって大きくシナリオが変わってきます。RPが好きでない人には楽しんでいただけない可能性があります。 ★PCとKPCの関係は友人・恋人・家族何でもOKですが、退院後はしばらく同居することとなります。 ====================================== ヴァニラvanilla #e8c59c ---------------------------------------------------------------- 惺とお土産でマグカップとストラップ 持っているとお互いのつながりを感じられる 惺への＜心理学＞に+10 ・記憶を曇らせる ・ゴクフールの将来 【後遺症】 邑月 惺 惺の今までの記憶がなくなる/惺のINT-5　 （新薬の治験に参加する場合これらの後遺症は1d6カ月後解除）5/12

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