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胡蝶之幽夢HO1 「ああ、私はハリスン家の中では出来損ないだよ。素晴らしい兄が居るからね。」 「…でも普通よりは出来る男のはずだ。ハリスン家を舐めるなよ」 「財力はある。だが私に才能はない…」 「よし、そろそろティータイムにしよう。今日のお茶は何かな？」 資産家の次男坊なのだが甘えた坊ちゃんと言われている。 兄に言われるままに生きてきたがこのままではいけないと危機感を感じている。 それと同時に兄の才覚や生き方と自分の差に尊敬とコンプレックスが渦巻く。 そんなコンプレックスを隠し「兄は素晴らしい人だ」といつも兄を立てて生きている。 何度か兄の後を追い越したいと法律の勉学をしてみたりもしたが自分に合うとは全く思えず断念。 色々と模索し足掻いていたのだが、最近は虚無感が勝ってしまうように……。 最近は良い大人が足掻く姿が恥ずかしく感じてしまい隠している。 たまに「兄はこんな事簡単に成し遂げるだろうに私は……ッ」と落ち込む。 そして落ち込んだ先に「私にも何か才がきっとあるはずだ…」と夢見てしまう。 まだ心の底では自分の才を諦められていない。 性格は真面目で書面などはきちんと隅々まで見て確認するタイプ。 ※兄の様に…といつも考えて行動する故に石橋を叩いて時間がかかるがきっちりこなす。 日記は毎日欠かさず1行は書くマメさがある。 良い香りと甘い物が好きでハーブティーや紅茶をコレクションしている。 他者に対してはハリスン家としてのプライドはあるので初対面は高飛車気味かもしれない。 胡蝶について この夢を見れば見る程この紅茶が欲しくなる。 夢の中だから当然なのだが青い紅茶が夢の結晶のようで愛している。 そしてこの紅茶に現実で出会って手に入れば何かが変わる。そんな暗示ではないか？と考えている。 アヘンについては私の胡蝶の様にきっかけとして必要と感じる者はいるだろう。と思っている。 ケシの花自体は美しく好きではある。 シナリオネタバレ ↓ ↓ ↓ ↓ 呪⽂ 【シュブ=ニグラスの招来/退散】 『⾨の創造』

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