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▶六畳半の夏　HO1　生還 な～～～～～～～んも覚えてない！ 思い出した..................................................... 以下、秘匿情報 ▼HO1 秘匿 - 今日 0:33 記憶の奔流に飲み込まれる。映画のフィルムのようなそれは巻き戻って再生されていく。 1935 年。 日本にある部隊が設立された。設立された部隊の存在は秘匿され、存在しないものとして扱われた。 八月、君はそこへと入隊した。「花里 清」とともに 君は陸軍へ入隊する前から清とはとても仲が良かった。学生の頃に出会い、誰よりも仲がいいとお互いに言えるほどに。 お互いを信頼しあった、親友と呼べる存在だった。 （探索者が清にどういった感情を向けていたのかは自由だが少なくとも君は彼にプラスの感情は持っていたこととなる） その部隊で行われていたのは想像していないものだった。生物兵器の作成、感染症の研究、そして人体実験。 しかしお国の為ならば、と。君は疑うことなく研究をつづけた。生物兵器を作る実験。 その部門に所属した君は感染症を持った動物を如何にして実践に投入するか、そのようなことを毎日考え、実行していた。 清とは別の部隊になりあうことはめっきりなくなっていた。 そんなある日のことだ。 顔を覆われた人間を一人、用意された。上は「それ」を研究に使えといった。君はそれに従った。 声が出なくなった兵士なのか、痛みに身をよじる姿は見ても声を上げることはなかった。 ありとあらゆる病原菌、感染症、人体にどれほどの影響を及ぼすのかわからないそれらを君は「それ」に与え続けた。 いつものようにそれへと実験を行うために部屋へと入ろうとしたとき、「それ」が何かと喋っているのを聞いた。 「俺は何も喋っていない。このまま死ぬのだろう。あなた達の望んだとおりの結末です」 「だから、彼に…真尋にあの薬、時を渡る薬を飲ませることは絶対にしないでください」 「約束です」 男はぼそぼそと、その言葉を並べ誰かが言葉を返す。 君はその声を聴いたことがあった。 それは、君の。誰よりも信頼していた人間。 「花里 清」のものだった。 声が出せないのじゃなく、君を想って出さなかったのだ。 その後、上は清を回収した。 「これはもう使い物にはならないから、元の作業に戻れ」 君はどうしてもそれが認められなかった。何かよく分からないままに、自分の親友が死ぬことが許せなかったのだ。 そこからの記憶は酷く曖昧だ。 無我夢中で君は行動して、そして清が零した「時を渡る薬」を飲んだ。彼を助けるために。彼を傷つけないために。 ・ ・ ・ _____________その時に、何かを見たのだ。 青い、青い、獣を。 君は思い出す。 君は 1935 年、あの戦火を生きていた人間だ 清を助けるために「時を渡る薬」を飲み、そして渡った先がここだったこと。 その際に記憶をすべて失ったことを ▼ ここから探索者は<PL が決めた探索者の名前>を思い出す。 技能は<兵士>または<軍事関係><運動関係>の職業ベースで割り振ることとなる。 時を渡る際の曖昧な記憶以外の生きてきた記憶もすべて思い出す。 また、思い出した君はこの場所が自分が研究していた土地と同じであることもわかる。あの森の 奧には真実が眠っているかもしれない、と思う。

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