タグ： 植木鉢たかはし

「あぁ、安心しておくれ。これでも僕は医者として腕は良い方なんだ」 「美憂、君が生きてさえいてくれるなら、僕はそれで満足だよ」 「美憂の魅力が分からないのかい？ 可哀想に、それはきっと、彼女の『眼』を見たことがないからだよ」 「どうだって構わないけど、美憂になにかしたら殺すよ？」 　医者の父親と看護師の母親を持つ闇医者。その立場を利用し、時には依頼された患者を手に掛け、その命を奪い報酬を受け取っている。“渕ノ上総合病院”を経営する両親のもとで10歳になるまで過ごしていたが、その後孤児院へ移され、育てられた。 　その後18の時に孤児院を抜け出し、一人暮らしを始めた。その際、収入を得ようと始めたのが、持ち前の知識を生かせる闇医者であり、患者の一人から殺しの話を持ち掛けられてから、殺し屋としても収入を得るようになった。 　拷問の方法としては拳銃によるものと、毒薬を用いたものが主。(拳銃＆薬学) 　別にそれを娯楽としている訳ではなく、仕事だからする、といった感じ。でも仕事ならちゃんとするよ、あぁ、ここ、痛いかな？ 　彼は渕ノ上美憂(かいマホHO2)の実の兄である。ただし彼女本人には一切認知されていない。その事を憂海も理解している。 　彼らの母親は自分と同じ、それ以上の能力を持つ“女の子”を欲しがった。故に、憂海も女の子として育てられてきた。美憂が産まれるまでは。 　興味は全て妹へ向けられ、虐待の被害から逃れた憂海だったが、愛されなかった反動からたった1人の妹へ執拗な愛情を注ぐようになる。妹に害があると判断した人間に危害を加え、しかしそれが、憂海自身の手で美憂を傷つけるという事故に繋がった。唯一の理解者である兄から暴力を受けたことによるショックと混乱で、美憂は憂海の記憶を失ってしまう。そして、憂海は孤児院に移された。憂海もまた、洗脳のような母親の言葉に惑わされ、思い出させようとはしなかった。が、陰からずっと見守ってきた。 　それは、美憂が家から逃げ出してからも同じだ。孤児院にいた時からの知り合いに頼み、彼女の居場所をつきとめ(正確には居場所は知っていたが、彼女に干渉せず見守るための場所を探していた)、しかし手出しはせず、ただ見守っている。それは、あくまで彼が彼女自身の幸せを真に願い、守っているからだ。周囲の人間が彼女に危害を加えようとしない限り、彼が動くことは無いだろう。もちろん、逆も然りだが。 　とまぁ簡単に言えば極度のシスコン。 　『美憂の味方』の味方にはなるが、『美憂の敵』の味方には決してならない。なんなら問答無用で殺す。 職業→闇医者ベース 年収 900万 財産 4500万 羨ましいわクソぅ。

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