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まるおか ことの メイクアップアーティスト 「自分のことをブスって言うアンタの性根がブスなのよ！女の子は誰だって可愛くなれるの！」 「顔あげて。アタシが絶対に可愛くしてあげるから！」 「他人のことを褒めることが趣味みたいなモノなのよね。やっぱり悲しい顔とか怒った顔より、笑った顔が見たいじゃない？」 「ふふん、当然よ！丸岡 恋帾乃は可愛いの。だからこんなメイクに可愛いって言われたら、その子の自信になるでしょう？」 「……容姿以外を褒められるの、慣れてないのよ。やっ、やだ！こっち見ないで！」 一人称：アタシ　二人称：アナタ、〜クン、〜サン 怒ると口調が荒くなりアンタ呼びになる。 ────────────────────── 黒髪ロング　ツインテール カラコン常用者　毎日瞳の色が違う 真っ直ぐ意志の強い女性。美女。 日々の努力やケアは怠らないし自分の容姿を褒められても否定しない。 ただのナルシシストというわけではなく、相手に自信をつける力に自分がなりたいという思いから。 褒め言葉には必ず「丸岡 恋帾乃は可愛いの」と返す。 これは、『私自身』ではなく『メイクアップアーティストの丸岡 恋帾乃』が可愛いんだよ。という本人の意思の現れ。　 少々当たりが強い面があるので怖がられることもしばしば。容姿は飽きるほど褒められてきたが中身を称賛されることがあまり無かったため、素直に性格を褒められると照れて極端に声が小さくなる。 メイクと他人の笑顔が大好き 希望があれば男性相手でも喜んでメイクを施してくれる 昔から飽きるほど言われた。 『恋帾乃は可愛いね』 褒められるのは悪い気しなかったから、いつも笑って「ありがとう」と返していた。 『恋帾乃ちゃんは可愛いからいいよね』 小さい頃はただの賞賛だったそれに、いつからか憎悪や嫉妬が混ざり始めた。 向けられた負の感情に対して、アタシはただただ疑問しか浮かばなかった。 「努力の結果がこれなのに、どうしてそんなふうに言われなきゃいけないの？」と。 それと同時に、街で見かける人や学校の生徒などを見るたびに「そうじゃないのに！」と思うことも増えた。 皆が同じような流行りの化粧を塗りたくり、個性も可愛さも失われたドッペルゲンガーだらけの空間に頭が痛くなる。 他人を見本にするのは悪いことじゃないけれど、他人と比べたって同じにはなれない。 自分に合った最適解を見つけなければ、それはいつまでも「模倣」だ。 「分からないなら、教えてあげようか？」 ある日、自分に全く合わないメイクをしているクラスメイトに、我慢できずに声をかけてしまった。 あーまた煙たがられるかなあ。失敗したかなあ。と思ったが、意外なことにそのクラスメイトは驚くほど喜んだ。彼女自身、なにがいいのか分からずなんとなくで化粧をしていたらしい。 目を輝かせる彼女の姿が嬉しくて、アタシは初めて他人にメイクを施した。 肌の色にあったファンデーション、目の形を大きく見せるシャドウの塗り方、腫れぼったく見せないチークの引き方。リップは好きな色を使えばいい。どんな色も映えるように整えるから。 ずっと描いていた彼女への理想のメイクが完成する頃には、クラスから歓声が上がっていた。 私も教えて！私に合うのってどれ？と口々にクラスメイトがキラキラとした瞳で問いかけてくる。 その表情はどれも眩しくて、可愛らしい。 嗚呼。そう！これよ！ メイクは誰もを輝かせてくれるの！ その人の魅力を最大限に引き立ててくれるの！ その日の出来事が背中を押し、迷っていた進路が明確になった。 アタシはメイクを通して、誰かを笑顔にしたい。 男とか女とか年齢とか関係ない。 メイクは素晴らしいものなんだから！ ■名前の由来 言の葉(ことのは) から 彼女自身が自分に自信のない子たちへのエールになりますように ■誕生花：ストレリチア（極楽鳥花） 花言葉「輝かしい未来」「万能」 鮮やかなオレンジ色の花を咲かせる多年草。 オレンジ色のガクと青色の花びらがとても派手で、その姿が極楽鳥のように見えることから「極楽鳥花」と呼ばれる。観葉植物や高級な切り花としても人気。 葉も特徴的で、大きな楕円形の葉は鳥が羽を広げたようにも見える。 鮮やかな花から明るい希望があるイメージが連想され、花言葉がつけられた。

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