タグ： 格闘センスの持ち主

キャラ設定・背景 内気で気弱で人見知り、ゲームと読書好き、取り柄は勉強ができること。そんなどこにでもいそうな青年。彼は冗談であろうと極度に暴力を嫌い恐れる。それもそのはずだろう。片親なことを理由に幼少期はいじめられ、母親からも貧しさや育児への疲労など様々な要因から暴力を振るわれていた。同級生からのいじめがエスカレートし直接手を出すようになり始めた際、暴力に対する極度のトラウマが植え付けられると同時に二重人格が発現する。 その時の彼の名前は「刀哉(とうや)」彼が表に出てくるときは決まって嶺が暴力を見るなりされるなりして耐えきれなくなった際だ。彼は一応は話を聞いてくれるタイプの喧嘩好きで、相手が筋の通った話をするなら諦観するが、そうでない場合は暴力を行なった者を徹底的に叩き潰すことを生きがいとしている。そのほかにも嶺の培った知識やプレイヤースキルを駆使してゲームでは嶺がやらないであろうガン攻め戦法で蹂躙するなど、とにかく好戦的。だが自身の体が全く鍛えられておらず、今の状態では返り討ちに合うだけだと冷静な判断をした刀哉は1年かけて体作りなどに勤しむ。その後いじめっ子達に復讐を遂げた際には、「1対多でボコられる気分はどうだ？なぁ？クラスの連中や先生に言ってみろよ。俺は構わないぜ？いじめてた相手を囲ってリンチしようと思ったら完敗したって。そんな惨めさに拍車かけるような茶番を俺に見せてくれよ？」と煽られたことによりこの事件が表に出ることはなかった。母親に関してはもっと単純だ。殴ろうとした手を使い投げ飛ばして馬乗りになったのちに、「次やったらここから首を絞めてやる。」その一言で母親があまり干渉してくることはなくなった。こうして問題を排除した後に主導権を嶺に移した。 嶺の1年間の記憶は朧げだったため夢だと思い一波乱あったが、周りの自分に対する態度や何より運動が嫌いな自身の肉体の変化により二重人格であることを悟る。だからといって芯の部分が変わるわけでもなく相変わらず臆病で暴力を酷く恐れる。とは言っても変化はあった。1つは刀哉が自分のためにしてくれた努力、肉体作りを怠らないこと。もう一つは人の目を見て話すこと。これらによりもういじめられることはなくなった。これを機に自分も誰かを守れる仕事に就こうと決意し励むが、暴力沙汰に巻き込まれやすい警察などは諦め弁護士を目指す。 また、あの事件以降に刀哉が出てくることはなかったがもし暴力を振われた場合には……

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