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Pithos Elpis 「あの女は必ずその少し斜め上をいく……！」 【イメージカラー】 緑青 (#5BAD92) 【所属】 フォルトゥナ家 【初出時の年齢】 30歳 【一人称/二人称】 オレ/お前、アンタ 【誕生日】 9月11日 (ムクゲ/小惑星パンドラが発見された日) 【血液型】 O型 【趣味】 お祭りの屋台巡り 【特技】 値切り(成功率は1/2) 【好きなもの】 屋台飯 【苦手なもの】 甲殻類(アレルギーではない)/ネバネバしたもの 【家族構成】 一人暮らし 【通過シナリオ】 Mr.アンラッキー＆Ms.グッドラック …… 2022.02.03 − 生還 【概要】 元ネタは「パンドラの箱(壺)」。ギリシャ神話の不幸ネタ。箱(ピュクシス)だと語呂が悪いので元の壺(ピトス)。 壺の中から災厄があふれ出したあと、彼の手元に残ったエルピスは希望なのか、悪いことの予兆なのか。それはまだ彼にはわからない。 世界一不幸な人間選手権をやったら確実にいい線行くと思うんだよなってくらい運が回ってこない男。 持ち前のタフさでなんとか生きながらえているがそんじょそこらの貧弱では今頃天国行きになっているのではないだろうか。 そのせいか捻くれ者に足を突っ込みかけている性格をしている。 童顔のためもう30歳になるというのにティーンか二十代前半に見られることが多く行きつけの店でしか酒を売ってもらえない。 アンナマリアは主人として接する八割、彼女がまだティーンエイジャーだからか時には兄のような気持ちにはなるが、想像の斜め上を常にゆく彼女に心臓がいくつあっても足りない日々。胃痛の種。 【技能習得理由】 戦闘技能……一流のボディーガードとして当然。 三大探索技能……一流のボディーガードとして申し分ない五感。文字をずっと見てるのは苦手。 運転(車)……時に送迎することもある。 値切り……大体半々の成功率。 心理学……一流のボディーガードとして人を観察し、いち早く危険を察知する能力が高い。 【以下、通過シナリオ(予定含む)ネタバレ】 【過去】 二十歳以前の記憶がない。そのため三十にしてはやや若い性格をしている。 十年前、瀕死の状態で病院に担ぎ込まれ保険証などから身元はわかったが如何せん記憶がないのだからどうしようもなかった。 身内や親しい友人もおらず、金も記憶もないピトスの治療費を負担し、その後ボディーガードとして拾ったのはウィリアム=セブンスであった。 ウィリアムに拾われてから、不意に強い後悔と懺悔の念に苛まれ悪夢を見ることがある。瀕死になった際にできた体の大きな傷痕を見ると頭痛がする。 その悪夢を振り払うべく日々実力を磨き研鑽を続けて来た。拳銃の腕前も確かなものだが、有事の際信じられるのは己の肉体でもあるためその鍛錬も欠かさなかった。 結果彼は小柄ながらも強靭な肉体と戦闘能力を手に入れる。全ては悪夢に打ち勝つため、そして自身を拾ってくれたウィリアムに恩を返すためであった。素性もわからない自分の治療費を払い、雇ってくれたウィリアムにピトスは少しでも報いたかった。 だが一年前、ウィリアムから突如解雇を言い渡されてしまい訳も判らぬまま路頭を彷徨うこととなる。 信じていた人生の恩人からの解雇宣言に気持ちが追いつかず、さらには抱えていたトラブルや因縁が降り注いできたのもありピトスはノルンの街から逃げるように離れ、別の街で心ここに在らずな日々を送っていた。 ウィリアムは自分をどうして手放したのか、裏切ったのか。 しかし、恩人である彼を信じたい。 嫌なことばかり考えてしまうピトスのもとに届いたのはウィリアムの訃報であった。 恩人の訃報。 どうして自分を解雇したのか、彼の最期、その真意、全てを知りたいが為にピトスは再びノルンの街へと戻ってくるのだった……。 【最後に残ったエルピス】 「どうか、今だけはオレをそばに置いてくださいませんか？」 ウィリアムの真意を知りアンナマリアを新たな主人として認め雇われた。 アンナマリアは主人として接する八割、彼女がまだティーンエイジャーだからか時には兄のような気持ちにはなるが、想像の斜め上を常にゆく彼女に心臓がいくつあっても足りない日々。胃痛の種。 雇われた際、主人に対して接するのだから不躾な態度を改めようとしたが「今更畏まられてもなんだかむず痒い」と言われたことで主人として敬いつつもプライベートでは今まで通りフランクな言葉遣いで接する。 ・アーティファクト 【壺】 幸運を１にする代わり、幸運判定時、自身の POW で算出される本来の幸運の数値では成功していた場合。 その回数が３回となった際、自身の耐久力を 1D3 回復する。 【羽】 １シナリオに１回所持者に対する致命的な攻撃やダメージを回避する。

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