タグ： 庭師は何を口遊む？ HO1

浅海　怜央　（あさみ　れお） 【プロフィール】 35歳、独身。 血液型はA型。誕生日は10月16日。 唯一の家族として義理の弟がいる。 正義感がとても強い。相模原の事件と弟の身に起きた出来事から人一倍警戒心が強くなってしまい、時に冷酷。最近同僚に指摘されて気づいたが目に光がほとんどない。最近の悩みでもある。 素は人懐っこく世話焼き。あまり人前で素は見せないため知らない人も多い。何処か雰囲気も弟に似ている。 大事な人がいた。 【生い立ち】 旧名　椎谷怜央。 とある有名企業の社長の息子。厳格な家庭で育ち、将来父親の会社を継ぐように言われていた為か、幼い頃から父親の期待に応えるためだけに勉強に没頭してきた。しかしそんな怜央にも警察官になる夢があった。本当は父親の会社なんか継ぎたくもなかったが、反発すれば当たり前のように怒られ長時間外に立たされたので仕方なく勉強だけをこなしてきた。 しかしそんな怜央にも小学五年生の時に転機が訪れる。両親の離婚だった。会社を継ぐという運命から逃れられた怜央は堂々と、口癖のように周りに言い続けた。 「将来の夢は、みんなを救う正義のヒーロー！けーさつかんになって、困ってる人を助けたいんだぁ」 その後女手ひとつで育てられたが、円満な離婚だった為か離れ離れになった父親とも何度も顔を合わせていた。その後会社を継げ、という決まり文句は一切父親の口からは聞かなくなった。 離婚から数年後、父親が再婚したと同時に義理の弟が生まれた。血は半分しか繋がってない上に10歳も年が離れているものの、初めて出来た弟は怜央にとってかけがえのない存在だった。弟に会うためだけに頻繁に父親の家に行き、一緒に遊んだり世話をしていた為か、弟も次第に怜央を兄として慕うようになった。 大学入学と同時に母と死別。父の資金援助とバイトで生計を立てながら一人暮らしを始め、警察官になる夢を諦めずに勉強し続けた怜央の努力が実ったおかげで大学卒業後、警察官採用試験に合格。警察官になってから様々な所へと配属され、四年前に新しく結成された警視庁特殊犯罪捜査零課のチーフとして部下を用いている。 しかし、順調だった彼の人生も突然終止符を打たれてしまう。 零課のチーフとして就任した一年後、同僚、そして恋人である「相模原涼」を殺人事件で亡くした。彼女と交際していた事は誰にも伝えていなかった為か、深い悲しみと喪失感を味わいながらも誰にも悟られないようにするのに必死だった。 そして後を追うように悲劇が怜央を襲った。相模原が亡くなった同じ年に父親の会社で会社員の横領が発覚し、それが原因で会社が倒産してしまう。多額の借金を背負う事が受け入れられなかった父親は一家心中を図るも失敗に終わり、夜逃げした。その状況に耐えられなくなってしまった義理の母親は自殺。…しかしこの事実を知ったのは3年後。相模原が亡くなった直後の事だったので、多忙であった怜央に弟は敢えて告げなかった。弟は借金を全て一人で抱え込み、両親の死から2年後にとある事件に巻き込まれ自我を失ってしまった。 いつ自分が壊れてもおかしくない状況下だった。涙が枯れるほど泣いたためか、今はもう上手く泣くことすら出来なくなってしまった。毎日のように降りかかる事件と「庭師」を捕まえるまでは絶対に壊れてはならないと、自分を偽りながら毎日を過ごしている。 【イメージ花】 紫苑 花言葉は「追憶」「君を忘れない」 今は亡き恋人と、意識が戻らない弟へ告ぐ。 【特徴表】 ０４・０６　「寄せ餌(D)」 　人間以外の怪物に好かれやすい。誘拐されれば殺されずに監禁されるか、もっとひどい目に遭うこともある。 　※人間以外の怪物との戦闘などの時に優先的に対象になりやすいが、受けたダメージでHPが0になった場合、HPは1残す。

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