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お店のオープン日 4/7 「ヴェーチルと申します。しがない菓子職人ではありますが…えぇ、皆様に素敵な笑顔を届けられるよう日々精進しておりますゆえどうかご贔屓に」 「本日のおすすめ、ですか。手前味噌にはなりますがどれもおすすめですよ。でも一番を…と言うのであればエクレアなどいかがでしょう?コーティングのチョコは本場ベルギーにて私自身が吟味したものです。シュー生地や中のカスタードとも相性は抜群ですよ」 「やけに日本語に詳しい、と?実は出身はロシアなのですが6歳あたりで日本に越してきたもので…。日本語の方がなじみが深いのです」 「どうか私の作る菓子たちが皆様の笑顔の隣にあるように、と願っております。あわよくば生活の一部に…なんてね」 菓子店「Preparat」(プリパラート)のオーナーシェフ。 店名の「Preparat」はポーランド語より。準備という意味合い。 丹精込めて準備をし、それをお客さんに届け、それを食べた人たちの笑顔を見ることが好きだから。とのこと。 洋菓子和菓子なんでもござれの菓子職人。たくさん修行しました。 常に微笑んでいるようなタイプ。顔立ちが整っているため店にはお菓子のファンだけでなくヴェーチルのファンも来るらしい。 告白されたことも多々だがやんわりと躱しているし、売り上げにつなげている。 「たくさん食べる子が、私は好きですよ。頬張ってたりしたらなおよし、ですね」 HO2の事もやんわりと躱しているが本人としては面白がっている様子。割とHO2の事を気に入ってる素振りは見せる。思わせぶりな態度。 なんだこの男。 緊張している時はそれを落ち着かせるためにゆっくり目を閉じる癖がある。 「私、思うんですよ。お菓子、っていうのは合法的な麻薬と変わりがない、と」 「中毒性が低いだけでなんら変わりがない。美味しいものを食べたときの多幸感、脳に糖分が届くあの瞬間、人々はそれはもう素敵な顔を見せるのです」 「私の作った菓子を食べる皆様がそうなる、と考えただけでたまりませんね。その瞬間だけはその事だけ考えてくれるのです。私の菓子、私の作品の事だけを」 「自らの作り上げたものが人の一部になる…ほら、素敵ですよね?そしてそれで人々が喜んでくれるのです。win-winでしょう」 「いっそ、麻薬にしてしまいたいのです。私は、私の作る菓子たちを」 「そうすればきっと、 いえ、これ以上はよしましょうか」 本当の店名は「препарат」 読み方は表と同じだが、意味は変わる。ロシア語での意味は「麻薬」 自らの作る菓子が麻薬のような中毒性をもって、人々の生活の一部になればいい。とかそんなことを考えている。 実際は何か怪しいものを入れているわけではない。菓子作りにはちゃんと真剣です。 その昔カルト教団に属していたが、気まぐれに入ったもののあまりにもブラックすぎて嫌気がさし逃亡を図る。組織自体に情があるわけでもないので後腐れなく魔術アイテムなどもパクって逃げた。 「まぁこれくらい構いませんよね」とか言ってる。 そうしてなんやかんやで時空間を飛び今の世界に辿り着き、その昔友人に教わった菓子作りを思い出しながらなんとなく菓子屋をオープンする。(教わったのは楽しかった思い出だったのでそれを思い出しつつ手探りでやってたらしい) そうして安泰に暮らしていこうとしたが追手が度々来てため息をついている。邪魔しないでほしいんですが、と思っている。ちゃんと相手にしてはぶちのめしているし、何回か山に死体埋めに行ってる。物騒。 HO2に関して 「ふふ、えぇ。とても素敵な方ですよね。毎回のアプローチは見ていてとてもにこやかな気持ちになるのです」 「棚の菓子を全て買って行かれた時のことは今でも鮮明に思い出されます。あれは本当に…たまりませんでした。この世にこんなに幸福感を得られるものがある、とは思いもよらなかったのです」 「あの時の感覚がどうにも忘れられない。多幸感を得られ、体はぞくりと奥底から湧き上がる興奮で満たされて」 「私はね、あれがもう一度欲しいのですよ。いえ違いますね。何度でも、そう何度でも」 「そう、思ってたんですよ。途中までは」 「でも今はもう、色々変わってしまったのです」 助けてください。ここから先ヴェーチルから返事がきません。無理。 『不思議ちゃん』……突拍子もない発言で周囲を騒がせることがある。 『バイリンガル』……EDU×5％を最大3つまでのほかの言語に割り振れる

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