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（公開情報） 公安局刑事課アンドロイド事件捜査係、通称『ドロ課』のパートナーロボット。ふわふわ系女子のHO3を支えてきた。 製造番号:4265443　マークは薔薇　顔の頬の部分に印字。金髪赤目の西洋風の顔立ち。 旧型故に年季が入っており、身体のあちこちに細かい傷がある。コンピューターに強い代わりに回避機能が少し弱い。 真面目な性格。不愛想。良くも悪くも規則に忠実で例外の対処ができない。「あくまで自分はアンドロイドである」ため、人間が過度に近づいて来ようものならこころ？の距離を取る。 旧型故に少し抜けているところがあり真顔でポカをする(多分ファンブルすると機体が高熱になって湯気が出る)。特に言語の学び方がおかしかったのか、たまにキザなことを言ったり言葉選びがTPOに合ってないことがある。 HO3のことは「名前＋さん」か「貴方」と呼ぶ。 話す時は基本丁寧語 「あなたを守れと命令してください。でないとあなたを守れない。」 「私は所詮アンドロイドですので、過度に愛着など持たれないように。」 「あれが本当に最新型ですか……？」（高度なPL読み） 「記録にありません。もう一度検索ワードを設定してください。」 （秘匿） コードネーム：00（レオ） 型番X000。お尻の右上部に型番（本来の製品番号？）が印字されている。 身体のあちこちにある傷は、組織の活動や警察に来てから負ったもの、HO3と出会う直前の事故による傷もあるが、その中に自分でつけた傷が含まれている。 罪悪感やHO3に対する感情を「バグ」だと認識しており、時折自分の身体を叩いて直そうとする(昭和か？)。それが人間の「自傷行為」にあたるとも知らずに。 死ぬのは怖い。HO3にだまし続けていることを知られるのが、嫌われるのが怖い。アンドロイドてある自分に感情なんていらない。HO3に対する想いも。つらい。こんな気持ちになるのなら、いっそ、人間に生まれたかった。人間になって、堂々と彼女と一緒に働けたら……かなわぬ願いだ。 ＜各人への感情＞ スパロー（SPARROW）のみんな→家族。暖かさを教えてくれた。 キョウ→「マスター」呼び。拾ってもらったため感謝している。尊敬の対象。忠誠。HO4の性格は彼の影響が強い。 事件のことを知っていることから、特に警察に来てからは「実はマスターは警察と何か繋がっているのか……？」と疑問には思っているが口には出さない。アンドロイドとして無駄な行為だから。３年前といえばそもそも自分が元々警察所有の機体の可能性もなくなないけれど考えすぎだろう。 ニト、リト→かわいい弟妹分。守ってあげたい。 HO3→大切。命を代えても守りたくなってしまった人。けどいつか別れなきゃいけない人。近寄ってはいけない人。この気持ちが「恋」や「愛」と呼ぶのかどうかわからない。ただ、笑ってくれると嬉しいし、ほかのアンドロイドが彼女のパートナーになるのは許せない。いっそ、ずっとこのまま嘘が付けたらいいのに…… 「……これはアンドロイド法、第3条違反でしょうね。できれば、私を処分するのはここを切り抜けてからにしていただけると……」 ＜HO3との出会いについて＞ 襲撃したのが何者なのか、都合よくHO3が現れてくれたのは偶然なのか疑問に思っている。 またHO3のパートナーロボットになった経緯は、HO3が自分を指名したのかな？と憶測しているが、聞いたことはない。人間の決定に従うのがアンドロイドなのだから。 2/24追記： 「あくまで自分はアンドロイド」というのはいずれ裏切らなくてはいけないドロ課の方々へ自分に愛着を持ってほしくなかったから発される言葉だったが、今となっては感情を抑えるためだったり、人間ではない自分へのコンプレックスから発する言葉と化している。 一人称はアンドロイドとして振る舞おうとしているときは「私」、それを忘れているときは「俺」になる。 本来はかなり感情的な性格。感情があるのを隠すために不愛想を装っていた。というか自分に嘘をついていた。 メモ：自分の感情を否定されたことによりアイデンティティを喪失し自分を見失っている状態。自分を肯定できない状態。自分が空っぽだと思った時、唯一自分の中に「ＨＯ３を守る」という行動理念だけは残っていた。 『VOID』（八嶮 白、センリ、若草 希恵） 『空白の航海』KPレス

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