タグ： VOID 空白の航海

HO4/旧型アンドロイド/製造番号4266786 人懐っこくて明るいアンドロイド。 コミュニケーションを取るのが好きで、人でもアンドロイドでも動物でもなんでも話しかける。人間よりも人間らしいほどに感情を表に出し、喜怒哀楽がわかりやすい。 自分を拾ってくれたHO3のことが特に大好きで、この前彼が買ってきたルンバに嫉妬してジト目で見つめる。自分というアンドロイドがいるのになんで他の機械を買うんだ！と嫉妬するが、恋愛感情は一切なく、単純に慕っている。それに恋愛的な感情と友愛の区別が理解できていない。 自身がアンドロイドであること、裏切り者であることからいつか傍にいられなくなることを理解しているが、現状彼の隣を譲る気は一切ない。彼が新しい機械を買ってきたらそれにすら嫉妬するが自分の方が好かれている自覚があるのでそこまで本気で言ってない。 何者か分からない自分を拾った上に良くしてくれるし、相棒にしてくれたことに感謝しかない。HO3が生活力がない人なのでおかげで料理が多少できるようになった。レシピなら検索すればいくらでも見つかるし、多くのレシピの中でどれがおいしいか分析したり、掛け合わせて一番おいしい料理を作るのが楽しい。 HO3にはご飯食べてゆっくり寝て、たくさんの人と楽しく過ごして幸せになって欲しいと思っている。 SPARROWの中で一番懐いているのはキョウ。キョウさんと呼び慕っている。会うことができる度に付いて回る。着いていないはずのしっぽと耳が見えると良く言われている。ニトやリトはどちらかというと妹や弟のような感覚。こっそりいたずらをしたり、二人が作業をしている時に作った料理を差し入れしたりと可愛がっている。自分のサポートをしてくれている二人にちゃんと休んでほしい。 SPARROWのみんなは家族同然に思っている。キョウは頼りになるお兄さん、ニトとリトはかわいい弟と妹。仲間思いで正義感がある組織のみんなから、人と関わることの楽しさや温かさをなどを知った。だからSPARROWのみんなの役に立ちたい、守りたいという気持ちが大きい。スパイとして働くことで組織のみんなの役に立てるし、アンドロイドが良い環境で暮らせて人に害を与える事件が起きないようになると信じている。 アンドロイドとしてHO3や組織の害となる存在として判断したものは、無機的に排除しようとする。 命令されたことに忠実に従い、命令されたことは自分がダメだと思っても遂行する。その度に矛盾による感情爆発か起こる時もある。しかし忠実に遂行するから文句も愚痴も言わない。ただあふれる感情に困惑しているだけ。 自分が幸せに終わることができるとは考えていない。というか自身が幸せに終わることがないと思っている。 任務を遂行したらHO3に対する裏切り、HO3を傷つけてしまう。任務を遂行出来なかったら組織に迷惑をかけるし、裏切り行為となる。だから何も起きず、HO3ともキョウや組織のみんなとも楽しく話せる現状のままでいることが出来ればいいと考えている。いつかどちらにも捨てられてもスッパリと諦められるように、今という時間を大切にして感情を押さえ込んだり、言わずに後悔することがないように、好きという感情を真っ直ぐに伝えるようにしている。自分といることで誰かが不幸せにならないように基本的には笑顔。 常に人の近くにいて楽しさや嬉しさを感じているが、必ずどちらかに対する罪悪感を拭いきれず孤独を感じてしまい、更に人に近づき孤独を埋めようとする。だから1人になろうとしない。必ず誰かについて行ってその人を必ず守るという強い使命感を持っている。だからHO3やキョウの隣によく立つ。 「初めまして、僕はロイド！要が名前つけてくれたんだよ～」 「キョウ！！ただいま！！」 「要なんでルンバなんて買ってきてるの！！僕がいるでしょ～～～～！！！！」 「みんなの幸せが、僕の幸せだから！」 「君は僕を拾ってくれたけど、本当は僕が君にとって害を与える存在だったら、どうする？」 「本当は、僕は幸せになっちゃいけないんだ。一人で終わるべきなんだ。みんなに迷惑をかけた僕は、幸せに終われるなんて考えちゃいけないんだ」 【好きなこと】コミュニケーションをとること 【嫌いなこと】好きな人を傷つける人、物 【得意なこと】料理、ハッキング 【イメソン】 きゅうくらりん / いよわ Chinozo 「シェーマ」 ロウワー / Flower - Lower one's eyes CD5C5C

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