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1/21 生まれのA型。 物腰柔らかで、落ち着いた性格。 本と星が好き。 冬の空は星がたくさん見えて大好き。 人の頼みを断ることが苦手。 無意識に唇を触る癖がある。 弟のことを深く愛している。 経歴 弟が生まれて、本当に嬉しかった。 ふにふにした赤ん坊が自分の指をキュッと握った時に 自分は兄になるんだと自覚した。 それからは毎日毎日たくさん話しかけた。 父と母からはお友だちと遊ばなくていいの？と言われたが、弟が可愛くて、早く遊びたくていつまでも傍で見守っていた。 弟が初めて呼んだ名前は、ままでも、ぱぱでもなく、「にーに」だったことは今でも覚えている。 それからはいつも弟と一緒に遊んだ。 にーにと呼びながらよちよちついてくる弟が可愛くて可愛くて、こっちだよと手を繋ぎながらたくさん一緒に過ごした。 母と父が弟におはようのちゅーと言いながらキスをしているのをみて、自分もしたいと思い、けいくんちゅーと言いながらキスをした。 父と母は兄弟仲がいいのねと笑っていたし、弟もにーにとちゅーと喜んでいたので何度もした。 しかし小学校に上がる頃、もう大きくなったから兄弟でちゅーはしちゃダメよ？と母に言われた。 どうしてなの？仲良しなのに？僕けいくんのお兄ちゃんなのに？と何度も母に質問したが、答えは変わらず、仕方なく弟にもう出来ないと伝えた。 自分より幼い弟はなぜしてはいけないのか理解ができず、にーにとちゅーだめ？やだ、やだよ...と瞳をうるませ寂しがった。 そこからは内緒だよと言いながら、父と母に見つからないように部屋でするようになった。 部屋に鍵をかけ、何度も何度もキスをした。 いけないと言われていたが、それでも弟の悲しむ顔は見たくなくて、自分も寂しくて我慢できなかった。 弟が小学校6年生になるまで続いたそれは、突然終わりを告げた。 弟からもうキスしないとハッキリと言われたからだ。 これで普通の兄弟になれると思った。 しかし、弟とキスをしなくなってから、どうにも弟が気になる。 毎日何が物足りなくて、寂しくて、胸にぽっかり穴が空いたような心地なのだ。 そこで初めて気がついた。 自分は弟を恋愛対象として好きだったのだと。 こんなことはあってはならないと思い、自分の気持ちに蓋をした。 弟の瞳が雄弁に自分へ好きだと語りかけてきてもずっと気付かないふりをする。 アイビーの花言葉 「永遠の愛」「友情」「不滅」「結婚」「誠実」「死んでも離れない」 アイビーの英語の花言葉 「friendship（友情）」「fidelity（忠実、貞節）」「marriage（結婚）」「wedded love（夫婦愛）」

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