タグ： 小森のキャラシ

音楽家一家に生まれたイギリスハーフの青年。 女性と見紛う中性的な容姿と 美しいソプラノボイスの持ち主。 自分の体が男である事は分かっているが 幼い頃よりその事に疑問を持っている。 俗にいう性同一障害である。 両親もその事に関しては認めており 儚を女性として扱い、学校にも便宜を図り メディアにもその様に伝え…情報を遮断する事で 女性オペラ歌手としての人生を順風満帆に歩んできた。 しかし、思春期を迎えれば徐々に変化が現れる。 ソプラノボイスに陰りが見え 骨格にも男性としての片鱗が現れる。 本人はそれを認める事が出来ず、 ホルモン治療を行いながら女性としての 性にしばみついていた。性転換手術を希望する 彼に対し、両親はこれを機に本来の性別へ 戻るべきだと手術に反対。その事に追い詰められ どんどんと精神を病んでいった儚は 少しづつ少しづつ「男になる前に死んでしまいたい。」 と思うようになった。 性格は明るく、元気で前向きだが それはあくまでも他者に向く感情からくるものであり 自身に関してはネガティブで 特に自分の体を疎んでいる。 明るく振舞うのは嫌われたくないから。 前向きになるのはそうしないと折れてしまうから。 女らしく振舞うのはそうしないと女であると認めてもらえないから。 そうしているうちに本当の自分を見失ってしまった。 本来の儚の性格は性自認は女でありつつも やや粗暴で、男勝りの性格である。

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