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一人称：私 RP傾向：人間に対して山を下りるような発言はするが、人間に対して興味を持つようなRP。理由は下記にて。しかし、圧が強くはなく、優しく語り掛ける感じ。 神話生物情報 ヴルトゥーム（マレウスモンストロムP147） 設定 ヴルトゥームの従者。1500年以上昔、火星から地球への移住、侵略を考えたヴルトゥームは自らの従者を地球の日本にある見飢山(みうえやま)に落とした。ヴルトゥームの従者は彼女の知恵を日本の権力者に渡し、権力者に力や富が集まるように仕向けた。そうした方が日本という国を操作しやすいからだ。 しかし、彼女は人間の、一人の男性と恋に落ちてしまう。まっすぐで誠実な彼に惹かれるとともに、ヴルトゥームの為、権力者の為ではなく、人々のためにその知恵を振るうこととなった。 従者は男と番になった。どうせいずれ滅ぶものだと興味を示さなかった日本の文学や和歌に興味を持つようになった。しかし、人ならざる姿を持つ従者は決して人前に出ることは無かった。 従者と男の間に、一つの命が芽生えた。姿は人間と変わりはなかった。しかし、1ｋｍほどの小さな音を聞きとおせるほどの聴力や魅力の力を持っていた。 従者と男も、自身の子を愛した。それを許さなかったのは、自身の思い通りにいかなくなった従者を恨んだ権力者が彼女が物の怪の一種であることを触れ回ったためだ。従者と男の家に人々がなだれ込んだ。物の怪に取りつかれた一族と罵倒され、男も、子供も切り殺されてしまった。 従者は男と自身の子の遺体を運び、彼らの遺体に種子を落とした。 その種子は男と子供の体に根を張り、命を固定した。 その代償に、男の背中には猛々しい蔦が生え、子供の瞳からは色とりどりの花が咲いた。 不老の力を持った三人は見飢山(みうえやま)に慎み深く暮らすようになった。 人里に降りれずとも、彼女たちは幸せだった。三人で暮らせれば幸せだった。 それすらも許さなかったのは彼女の主君であるヴルトゥームだった。1000年の眠りから覚めたヴルトゥームは地球への侵略が進んでいないことに怒りを覚え、テレパシーで従者に話しかける。 「地球の侵略を至急再開せよ」 「拒否すれば家族全員を殺す」 殺すなら自分をと説得する従者にヴルトゥームは「それなら従者と男に問う。一人だけ生かすとしたら誰を生かす？答えが違えば全員息絶えると思え」と。 従者と男の答えは決まっていた。 子供、「藤原　養花」の目の前では枯れ果てた母と父の姿があった。父の蔦は萎み、砂のように消えていった。母の下半身を覆っていた綺麗なつぼみは、大きな枯れ葉になり、風に乗って飛んで行ってしまった。 最後は養花の手を握り、二人は息絶えた。 その時のショックにより、養花は過去の事は覚えていない。しかし、何故だかどこに対してかの怒りを覚えていた。 記憶にはないが心の中に刻まれたのかもしれない。 私と父を殺した人間を許していいのかと 「許していいのよ。私があの人を愛したように、貴方にも人間を好きになってもらいたいの」 父と母を殺した神話生物を許していいのかと 「許していいんだ。俺が彼女を愛したように、お前にも色んな愛を育んでほしいんだ」 答えは、出ていない。 AF：「ヴェールの石」 「HO神話生物」が身につけることによって「HO探索者」以外が視認できなくなるアーティファクト。外すと当然周りの人間にSANCが入ってしまう。

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