タグ： へんりん おぼろ月

初回しなりお：片鱗 通過しなりお：片鱗 姓 → 「野鶴」という言葉から 野に遊ぶツル。仕官しないで俗世間にいる人のたとえ。自由な彼にぴったりかと。 名前 → 親がつけた名前。清く爽やかで（颯）真の通った人になるように。 倫理観のぶっ壊れた彼に最大限の皮肉を。 「なんで変な顔してるんだ？俺はこれが普通だけど」 「俺バカだからな！とりあえず周りが何考えてんのかわかんないけど、姑息なのはやめた方がいいと思うぞ！」 「？なんで止めるんだよ。みんな嫌だと思ってるからそれを表に出してるんだろ？俺もそうしてるだけだぜ」 ☆体格・身体的特徴 　高身長でガタイがある程度いい、至って健康的な男子高校生。スポーツやってるでしょと超高確率で言われるが習い事も部活でもスポーツはやったことがない。学校の体育程度。ただ体力は普通程度だが筋力がまあまああるため脳筋的な感じで大体のスポーツはこなせる。 　肌のハリ艶もよく卵肌。だが食生活はさほど良くないためなぜ肌が綺麗なのかは謎である。 　目はきらきらと虹色に輝き生命力や活力に満ち溢れているだろう。大きくぱっちりとしておりたまに全てを見通すような強さを持っている。 ☆性格・考え方・人物像 　好奇心旺盛で明るく元気。誰かと話をさせたら100人中95人は元気すぎるという印象を抱くくらいである。コミュ力がめちゃくちゃあり初対面の人だろうが関係なく話しかけることができる。爽やかである程度運動ができて人懐っこい。興味を持ったものはできる範囲で片っ端から行おうとする「とりあえずやってみよう」精神で生きている。ただ勉強は少し苦手なようで学校の成績はあまり良くないが、本人は思ったよりも気にしていないようである。 　とにかく、モットーは「自由」　思慮よりも感性、知識よりも感情を大切に考えて行動するタイプである。心が一番！おバカなわんこでかわいいね！ ——　って、それだけで終われればよかったんだけど。 　颯真のモットーは自由だ。自由が「全て」だと考えている。 ただ一つの言葉を信じて自我を突き通す感性ぶっ壊れ男子高校生なのだ。彼は誰がなにしてようとも基本的に止めはしない。なぜならそれはその人の自由だと思っているから。自分が関わるならともかく相手が何しようとそれは相手の勝手ということで過干渉はしない。 それがたとえ『犯罪行為』であろうと、相手のことを止めはしないのだ。 　そしてそれは彼自身も例に漏れず、颯真も自分のやりたいこと・好きなことにしたがってなんでも行動する。彼にとっては犯罪行為はやってはいけないものとわかっているのでやりはしないが、好奇心旺盛なのもなんでもとやりたいことはとりあえずやってみるのも、やらない理由も止める理由もないから。 だって自由だろ？　だからみんな自由にすればいい！　俺も自由に考えるし行動する！ 　……どこまでも元気なやろうは頭のネジが数本外れている。それどころかなくなっているネジの方が多いのかもしれない。 学校でも外でもどこでもその精神や態度は変わらないので、クラスメイトからは遠巻きにされることもあり友達は周りの印象に反して少なめである。 （※殺人鬼を匿ったことで初めて犯罪行為に手を出したわけだが、その理由は後述） ⚠️ 片鱗　HO１高校生　秘匿内容を含む ⚠️ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ☆信じている言葉 →リンカーンの『他人の自由を否定する者は、自らも自由になる資格はない。』 認知症になる前の祖母や姉などから聞いたリンカーンの言葉を、年月を経てまたバカの頭で直球に受け取る＆曲解した結果、 相手の自由を止めたら、自分も自由になることはできない。 ↓ 俺は自由がいい。（しばられたくない） ↓ つまり相手の自由を侵害しないことで、自分は自由にできる。 ↓ じゃあ相手が何しようが俺が止める理由はないな！俺は自由がいいし！ 止めちゃったら俺が自由じゃなくなる！ というふうに理解（？）することで、（上述の性格の通り）なんでもかんでも『自由』と捉え相手が基本何しても止めない代わりに自分も自由に行動するという暴君に発展。 本来この名言は自分と相手にお互い理解してほしい気持ちがあり、それならまず自分が相手を先に理解しようというリンカーンの誠実な姿勢からきたものだが、颯真に相手の気持ちを理解しようとする意思は微塵もない。ただ各々の自由にすればいいと思ってるので端的にいうと相手がどういう考えなのかなどは全く興味がない。 ☆行動 　一人行動をすることがほとんどだが友達とわちゃわちゃすることも好きなので遊びに誘われたりしたら、気分が乗ればついていく。そういう気分じゃなかったらもちろん断る。全てはその時々の颯真の気分次第。 　部活に入っていないため放課後になったらすぐ学校から出るが、家が嫌いなので夜になるまで家に帰ることはない。一人の時は気の向くまま遊びまくり、予定が決まっていればその通りに決まっていなければフラフラと夜になるまで遊び歩く。電車・バイクなどをつかった遠出も全然する。複数人いるときは誘われた遊びに対して気分が乗っている時なのでみんなについていく。だからといって全部周りに合わせるのではなくやりたいことはやる、やりたくないことはやらないという意思は固い。とはいえついてきているので基本楽しむだろう。 ☆家庭環境について 　上述したように自分の家が嫌いで最悪とまで思っている。だが居心地が悪いことが『普通』として生活しており、家の中で唯一こいつだけ普通の家庭であるかのように振る舞っているためむしろ異質な存在かもしれない。 家族の行動（祖母の問題行動など）によって周りからの自分の評価が下がることは嫌に思っているがどんな行動するかは自由で自分には関係ないと考えているため止めたり間に介入することは一切なくほっといている。ただこれは放っておくという考えよりかは自由の尊重である。 　幼い頃から喧嘩や罵声が響いている家だったため現在はすでに慣れており特に今更怯えたり仲裁しようとしたりしないが、本当にうるさいくてうざいなと思っている。表情にはでないしわざわざ口に出すことはないが常にトラブルの起こっている家にいる間、颯真は密かにずっと不機嫌である。 　アル中の父親は飲むのは自由だけど良い方がとんでもなく悪く自分に迷惑がかかるためうざいと思っているし精神が病んでいる母親にはそんなに病むくらいならどうして逃げないのだろうと思っている。颯真は一番母親の気持ちがわからない。 そして認知症でトラプルメーカーの祖母は昔は優しかったのになぁ今は面倒くさくなっちゃってという気持ち。父親に対してと同じような感じで迷惑かからないならいいかぁくらい。 家はくそ＝だから外に出かける。どうせ自分が家にいたところで変わらないし自分は自由なので勝手に出かけている。また、高校を卒業したら颯爽と家を出て思うままに暮らそうと考えている。家にお金を入れるなどという考えは全く頭にない。 「俺、家は好きじゃないぞ？　うるさいからな。家なんだからもっとゆっくりしたいんだよ」 「みんな自由だなぁ。っはは！いいな！」 いいなじゃねえよ。もはやお前が殺人鬼並みの性格だよ。親の心子知らず。でも親だって子供の心親知らずだろうな。 ・きょうだいについて 　4つ上の大学生の姉は2年ほど前に家を出ていったが、それについても他と同じように自由だと思っているためまあ大学生なんだし普通なんだろうなという考え。むしろ家に囚われている母とは違い自分の意思でちゃんとやりたいことを見つけている＆父のように誰かに迷惑をかけていることもない姉のことを尊敬している。優しいので好き。 楽観的で考えなしな自分とは違い大人しい性格であるため一緒に家にいた頃は本当に居心地が悪そうで大丈夫か少し気にかけていたが、今は自由に行動できていると思っているのでいいことだと思っている。自分も姉に続いて早く家を出たいなぁと少し憧れもある。 「姉ちゃんか？すごく好きだぜ！俺には優しいんだよ」 「自分のやりたいことできてるんだったらいいと思うぜ！あの家は本当にくそだからな！姉ちゃんも休まらないぜ」 ☆憎悪（学校について） 　学校でいじめは受けているものの止めはしない。迷惑被っているのは非常に面倒くさいが自由だしなって感じ。でもいじめは犯罪にもなりうるというのにどうして自らやるんだろうという疑問がむしろ湧いている。自分もバカであるがそれよりもバカなのか？と思っている。 「学校が楽しい？なんでそんな質問するんだよ　いじめされてる状況が楽しいわけないだろ〜！バカ言うなよ！」 「妄想するのはタダだもんな！　でもみんなよくやるよな。犯罪って知らないのか？バカな俺でもわかるぞ？」 ☆願望 　外に出ている時や周りに人がいる時には、無意識に抑圧している。颯真の根本の考えである「自由」というのはブレないため周りの人に対して強く文句をいうことはないだろう。 　だが一人になるとその妄想は頭の中で爆発することになる。深く考えることは得意じゃないから頭に思いつくがままを想像しては楽しくなっている。でも犯罪なんて犯したらどうせ悪いのはこっちになるし拘束されたりその後の生活は少なくとも今より自由じゃないことはわかっているのでやらない。 またいじめてくる学校の奴らに対しては、迷惑なのは変わりないわけだし楽しくはない・うざいと思っているので気分によって反応したりしなかったりする。遊んでやってるんだぜこっちはの考え。法律とかの壁がなければ全然やりかえすだろうなとは思っている。まあそれも気分が乗ればの話だが。 　……深く根付いたストレスの黴は頑固に広がり続ける。手遅れになる日も遠くないだろう。 ☆趣味・その他 趣味→ダンス、バイク運転 　明確な趣味でありストレス発散法になっているのはこの二つである。ダンスに関しては習いこそしていないものの動画サイトを見漁っていたらいつの間にか面白く感じるようになり、また体を動かすことが好きなため、一人で目立った道具もお金もいらないですぐできるダンスが趣味にぴったり合った。最近は人のいない広い公園などを見つけてはBluetoothイヤホンで音楽を聴きながら携帯で振りを見てコピーすることにハマっている。 　バイクに関してはほぼ毎日夜な夜ないろんな場所を走りまくってる。ガソリン代が大変なことになるほど走り回っているがバイトをしているため大抵どうにかなる。ただバイトはわりかし長期で続けはするもののパワハラとかブラックなところは遠慮なく颯爽と辞めたりするので金欠気味っちゃ金欠気味。 ＝・＝・＝・＝・＝・＝・＝・＝・＝・＝・＝・＝・＝・＝・＝・＝・＝ 特徴表 ・1-3 「素早い」柔軟さと軽快さを併せ持っている。DEX＋１ →ダンスとかに生かされていそう。あとは物事の回避能力とかに生かされている。 （3-4 「戦士」周囲のものは全て武器だと考えている。あらゆる近接戦闘武器の基本成功率は50%） →見境なく自由ですから……実行に移したことはありませんが筋力もあり体格もいいので、妄想の範囲内では「こんな状況だとしたらそばにある何かで倒せるよなぁ」「プラスで鈍器になりそうな重いやつとかあれば……」とかは考えています。 ※二つまで大丈夫とのことでしたが、結構すんごいのが出てしまったので学生探索者的に大丈夫そうだったら3-4も入れようということで（）表記にしています。 ☆技能値 ベース→放浪者（クトゥルフ2015,2010） ＋で学生らしい技能値になるように取っています。 進路についても自由にしようと考えているが、正直学力もないし大学にもいく予定ないしなんの職業にもつかなそうだなと思ったので、多分自分のバイクで旅とかほんとバイトとかでお金稼ぎながらその時々のやりたいことふらっとやるんじゃないかという予測で放浪者にしています。 実際、気分で殺人鬼拾っちゃってるしね。 戦闘技能 ・回避（42） ・こぶし（60） →ある程度運動ができていじめられてても家で何か問題があっても自衛できるくらいの技能。 探索技能 ・隠れる（30） ・忍び歩き（25） →ベースだが、自由で雑なのであまり得意じゃなさそうという理由で少なめに。 ・聞き耳（75） ・目星（80） →ベースから。感覚的に生きているので多めに。 ・図書館（35） →学生だけど本読むの絶対得意じゃないので少ないです。 行動技能 ・運転[バイク]（70） →毎日運転しているので慣れと感覚とで技能あると予想。 交渉技能 ・言いくるめ（35） ・値切り（25） →ベースから。ただ論理立てた説明が苦手なのと人の行動を抑制すること、純粋に説明が下手そうなので少なくとっています。 知識技能 ・芸術[ダンス]（50） →あくまで独学なのでそこそこの値。感覚的な学びは好き。 ・心理学（15） ・法律（10） →勉強が全体的に得意ではないので、学力的な知識がほとんどないです。 心理学はベースからですが人の心を読むのは得意ではないためとても低く、法律はいじめられているので犯罪などについて少しだけ本読んだりしましたが強く興味があるわけでもないので本当に極端に少なく覚えている程度です。 （それこそこのいじめは実はあの犯罪になるとかその程度。） ＝・＝・＝・＝・＝・＝・＝・＝・＝・＝・＝・＝・＝・＝・＝・＝・＝ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ Q.どうして殺人鬼を匿ったの？ A.楽しそうって、思ったんだよ。 　颯真の箍が外れたのは彼を見たその瞬間だったのだと思う。 　雨と血。殺人という法律の枠から逸脱したその背徳感に抑えてきた願望が溢れ出るのを感じた。今までこびりついてじんわり浸食していた黴が養分を得て一気に心を埋め尽くすような、そんな感覚。明らかに犯罪だということはわかる。だが自由を求める自由が唯一縛られていた一般常識の壁が崩れているその光景にどうしようもなく惹かれたのだ。 　すでに自分はある程度自由に生きてきたはずだった。でもそれは間違いだったのだ。 　麻薬のように頭がぼんやりとして溶けていくような感覚。楽しそうだ。とても。自分たち人間は欲を抑えなければここまで楽しく生きることができるのか。そうか、自分は欲を抑えていたのか。考えなければ世界はもっと楽しい。 　これが自由。常識など関係ない真の自由。捕まった後の自由がないなら捕まらないように隠せばいい。 『他人の自由を否定する者は、自らも自由になる資格はない。』 　俺は、自由になりたい。 　そこに理性はない。

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