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ななと あんず ◆一人称：ナナ（アイドルの時） ◆一人称：私（普段） 大人気アイドルグループ「星屑STORY（通称:スタスト）」のフロントメンバー。 20人いるメンバーの中の1期生であり、初期から人気が高い。 14歳でデビューし、5年間選抜に選ばれ続け、センター曲も多くある。 「ナナ」の愛称で親しまれているが、「あんずちゃん」呼びもそれなりに存在し、ファンの間では意見が分かれる。 歌唱力もダンスも安定しているが、バラエティでもドラマでも活躍するマルチな才能を持つ。 （キック、こぶし、回避はアクションのあるドラマのヒロインを演じた時のもの） --------------------------------------------- 七都杏は20歳になる前に死のうと思っている。 理由は何かの本で見た「十で神童、十五で才子、二十歳過ぎれば只の人」という言葉だ。 それを見たのはちょうど、スタストで芸能界デビューを果たした翌年、「グループ最年少」「天才」ともてはやされていた15歳の時だった。 アイドルは天職で、自分はずっとこの仕事をしていくと信じて疑わなかった。人気も出て、テレビにも出て、親にも友達にももてはやされて、街を歩けば声をかけられるくらい知名度も出てきた。ゆえに、この言葉を見た時は頭をガツンと殴られた気持ちになった。 アイドルのナナは「天才」で「完璧な偶像」のうちに死にたい。 熱愛、裏アカ、炎上、様々なスキャンダルで一夜にして人気が地に落ちる、世間の評価がぐるっと変わってしまう、そんなアイドル達の姿を何度も見てきた。自分は「理想のアイドル」であり続けるために努力をしているが、どれだけ本人が潔白でも、何かの拍子に「そちら側」にいってしまうのが「芸能界」であることを、今の自分は十分に理解している。 応援してくれている人に迷惑をかけないように、こっそりと死にたい。 アイドルの「ナナ」を推してくれてよかったと思われたまま消えたい。 19歳の最後の日、ひとりで季節外れの海で入水することにした。 ----------------- ■明滅のアークライト（生還）END2 ----------------- ●アイドル、音楽タレント （2015） 職業技能：言いくるめ、芸術（歌唱）、芸術(ダンス）、心理学、説得、変装 ＋個人的な関心の技能１つ →心理学を聞き耳に変更

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