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ソープスクールho3体育教師 父親が空手の選手（全国ベスト8レベルくらい？）で、幼い頃から練習をしていた。練習は厳しく、虐待と言えるレベルだった。 小学校半ばまでは「自分が頑張れないから」と納得していたが、次第に「自分が望んで始めたわけでもないのに」と反抗期に入る。 中学ではそれでも部活と家庭での練習をこなしていたが、いくら練習しても父親の望む結果を残せない事で家庭内の空気は最悪。 その鬱憤を晴らすように、同じ部活のクラスメートをいじめるようになる。 いじめの標的にした理由は、入部時の抱負で『みんなで楽しく練習して一緒に強くなりたいです』とその子が言っていたから。 しかし、中学半ばで親はho3に見切りをつけた。弟が県大会で優勝したのだ。弟は筋肉がつきにくい体質だったから父親から放置されていた。しかし、弟は自主練と筋トレを地道に続け、部活の先生に教えを受けて優勝したのだ。 手のひらを返して弟を褒めちぎる父親。 ho3はそれまでの虐待レベルの練習から開放された。部活は幽霊部員になり、父親からは無視されるようになった。 その頃にはいじめていた相手が学校からいなくなっていた。 母親はいるが、父親の虐待指導を諌めることもho2を助ける事もできなかった。弟を最低限育てつつ、自らの保身の為に父親から怒られないように立ち回っていた。ho2が武道を辞めてからは弟とho2の家庭内での立ち位置が入れ替わった感じ。 とりあえず受験をがんばって大学までは行ったものの、そこでも夢や目標は見つけられず、時間割と単位の都合で授業を取っていたら、いつの間にか教職免許を取れそうなカリキュラムになっていた。 教師なら安定しているし、特にやりたい事が無くたって、生徒の事なんか何一つわからなくたって、問題を解決する事ができなくたってやっていける。 だって自分が中学の時に、いじめに介入してきた先生がいたか？親身になって自分や相手の話を聞いた先生がいたか？そんな先生はいなかった。適当に一年をこなしてそれを積み重ねて、生徒は三年経ったら問題と一緒に卒業だ。 そんな程度でいいなら、自分にだって教師はできる。いつもニコニコ、笑顔は絶やさず。そうすればみんな自分の考えには気づかない。 内心がどうであれいつでも笑顔でいるのは、あの頃に毎日やっていたからお手の物だ。 そんな気持ちで教師になって　、○○中学に赴任して○年目。 三年の女子生徒が屋上から投身自殺した。 自殺した生徒はho2が顧問を務める陸上部の部員だった。 （空手をやっていた事は周囲には隠しているので、とりあえず同じスポーツ系な陸上部の顧問に手を上げて最低限の知識を身に着けた。【芸術・陸上競技10】部活指導を通して自分も少しは上達した。得意なのは幅跳び【跳躍40】） 顧問のho2が「文武両道、勉強もスポーツもバランス良く」という方針（建前）なため、文化部は嫌だがキツイのも嫌な生徒に人気の部活。「本気で強くなるよう指導して大会とか出る羽目になったら引率とか仕事が増える。だからサボってるとはバレないくらいにユルくやる」がho2の本音。 方針のせいで「みんなで楽しく陸上を楽しみたいです！」的な抱負を語り、明るくスポーツを楽しみ、健全に記録に一喜一憂する生徒たちばかりの部活運営になったため、昔いじめていた相手には「八つ当たりしてただけだった……流石に悪かったかも……」という自覚がでてきた。 しかし「いや、ここは仲良しサークル的な部活だからそういうタイプが増えただけ！あの時のガチな私の前であんな能天気な！！」と、まだ自己正当化をしている状態。 部活に参加していないのは自殺した生徒だけだったため、他の先生の手前なるべく声をかけていた。 「幽霊部員で監督不行き届きを咎められるのは嫌だからこまめに声をかけたという実績を作っておいた。いっそ自分から辞めてくれないかな」と思っていた。 しかし、彼女が自殺したあとから「ひょっとして、自分がやってた声掛けは、自殺した生徒には上辺だけだと見透かされていたのでは？」と思うようになり、遺書の中身が気になっている。 ソープスクールにてロスト(無線を持たずに出ることに気づかず、犯人役を受け入れる)

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