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兎鞠　霧霞（とまり　きりか） 弁護士として活躍している女性 弁が立ち、物おじしない態度でどのような相手ともコミュニケーションを図る 小中高とともに女子高で、余り男性との会話の免疫がない 優等生であったために規律規則順守であるが、例外はこの限りではない。 寛容であり、温厚。知的で大人しいが、少々抜けている ほのか（MARIIPC)とは長い付き合いで、高校生から大学まで一緒に学友をしていた 高校ではお嬢様学校であったために姉妹制度があり、特待生枠で入学してきたほのか(MARIIPC)を妹とし学園生活を過ごした 彼女を可愛がっていたのだが、彼女は彼女で庶民派のグループで囲まれ自分も生徒会の仕事と周りとの会話で余り共に過ごせなかった。彼女とまともに過ごせていた期間といえば、テスト前とテスト週間だろうか。一緒にテスト勉強しているのが霧霞にとっての幸福だった。霧霞にとって庶民的な思考と自分と並ぶ頭脳を持つ彼女をとても気に入っていたからだ だが、こうもすれ違いのような時間が増えればどんどんとフラストレーションが溜まっていく 霧霞は最初虫で我慢していた。羽、足、触覚、（針）、頭…を千切り、切り離しを繰り返し繰り返し続けていた 最初はまだ大丈夫だった。だが、期間が時間が進むにつれて満足できなくなっていった。1体から2体とどんどん増えていく抜け殻（死骸）。時間が期間が過ぎれば募っていくほのか（MARIIPC)への好意。次第に暴走していった 初めてはほのか(MARIIPC)の彼氏。彼女が告白されたと聞いて、彼女がその男性の話をするのが気に喰わなかった。 初めてだったから、思いのほか時間がかかった。自分の容姿と少しお話をすれば、コロッとその男性は自分に鞍替えした。それがもっと気に喰わなかった 彼氏が消えて彼女は悲しんだが、そのおかげで少し距離が近づけた気がする 次はほのか(MARIIPC)の友人。少しづつ少しづつ輪に入り、誘導し、自分に好意を持つように仕向けた。自分から彼女との時間をいつも奪うのが本当に腹立たしかった 2回目、3回目…と技術が上達がした気がする。転倒、心の病、注意散漫、体調不良、いじめ、絶望…色々とあった。一人ずついなくなる現状に彼女も訝しんでいたが、疑ってはこなかった 滑落した女子生徒の前で彼女が悲しんでいた。そういえば、それは彼女の友人の一人だった 傍で慰める。だけれど…嗚呼、きっと私はそれに対して感情を持っていないことがバレた。私を睨み、何か言おうと口を開けたところで邪魔された 第一発見者として連行される彼女に「またね」と優しく囁き、微笑みながら見送る これは立件できない。起訴もできない 次は、彼女が登校と下校時に餌を上げる小動物たち。何も言えない、確証がないから。とても愛おしい 大学も一緒に講義を受けた。彼女と一緒に検事を目指すのもいいが、弁護士になった

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