タグ： くだん

【職業:騎士】 ※オリジナル職業 【特徴表：急速な回復力】 回復値+1 ガラハッド・ケラトピア。20歳。騎士。 大司教の元で孤児院経営をしている教会で育つ。 12歳の頃から少年兵として戦場に駆り出され、攻城兵器である大砲を扱った。 【目星】が高いので砲撃の際に距離を測るのが得意……だっが、粉塵などでやられてしまい視力が低下し、“ちょっとすごい”程度に落ちてしまった。 さらに砲撃音を近距離で聞きすぎたせいで耳がやられているので【聞き耳】が初期値を下回る。 戦場では次第に「これ人間に撃ったら強くね？」という風潮が出始め、少年兵だが砲撃主としての才覚がズバ抜けていたガラハッドは部隊を救うために何度も何度も敵陣に残忍な死体を作り上げた。 死体となった人たちにも愛する人がいて、大切な家族がいて、帰るべき場所が確かにあったのだ。 『殺される前に殺す』という自己防衛ならまだ妥協ができた。しかし自分はそれを『神の名の下に』行ってきたのだ。周囲の大人たちはその行動を褒め称え、父の様に慕っている大司教すらも賛美するのである。 「敵や異教徒は“隣人”ではないのですか？」 そんな疑問を誰にもいえず、騎士として成すべきことを成し続けた。 18歳の頃に付近での戦闘が終結したためガラハッドは治安維持のための教会の駐在騎士となる。しかし戦争での残忍な死体を見続け、あまりにも悍ましきソレを自分自身で作り上げてしまったトラウマから不殺を誓い、唯一自在に扱えた盾を駆使して戦闘を行う独自の盾術(じゅんじゅつ)を生み出した。 教会では治安維持以外にも医者として活動。それでようやく“誰も傷つかない仕事”にありつけて安堵している。 なお中世ヨーロッパで最もポピュラーな医療は瀉血療法(病気は血の中に悪いものが溜まって起きるという思想からわざと腕などを切って血を出させる)で、彼が行っていた瀉血療法も21世紀の医学では無駄に患者を傷つけるだけであったということを当然ながら知るよしもない。 戦場でのトラウマから本物の剣を握ると嘔吐してしまう。そのため普段は子供達が遊びで使うような木の剣をそれっぽく偽装してる。 趣味はスケッチや絵を描くこと。人物画よりも風景画や空想上の妖精などが得意。ちょうど同時期に紙や印刷技術の普及し始めたため教会では聖書作り用に紙が大量に置いてある。その紙をちょっとずつくすねて手作りの鉛筆モドキで色々描くのが好き。 外で見た風景や動植物昆虫などを描いてジャンヌに見せるのが日課。 しかしいつかはジャンヌを外に連れ出して、自分の白黒のスケッチだけではない、本当の世界の色彩を見せてあげたいと考えている。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ