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サイレン清掃会社 HO2：傷物 DEX＋3 最低年齢＋10にてEDU＋1 サイレン清掃会社で働く常に眉間に皺が寄っている無口で笑顔なんて見たことも無い男性。 どれだけ暑い夏の日でも、常に長袖を着用している。長い前髪と、その長袖の下には大きな火傷の跡がある。 所謂"一匹狼"であり、群れることを嫌う。 しかし、皆のことが嫌いな訳ではなく、同じチームの皆のことは内心家族のように思っている。 自分が大切だと思った人間が死ぬのが怖くて、大切だとか好きだとか、そういった感情を表に出したくなくてツンツンしている。 名前がコンプレックス。 部屋でチンチラを飼っている。お世話の甲斐あってめちゃめちゃ長生き。 【秘匿(過去)】 自分の名前が嫌いだった。 "斗愛" 俗に言うキラキラネームであり男につけるのも女につけるのもどうなんだって名前だ。 可愛い響きだからという勝手な理由で付けられたこの名前が、本当に嫌いだった。物心ついた時から弄られていた。 こんな名前をつけた親も、好きじゃなかった。 小学校3年生になったころ、妹ができた。 名前は「愛衣(めい)」 初めは疎ましいとすら思ったがそんな感情は直ぐに砕かれた。産まれて数ヶ月経った頃、 控えめに差し出した指を力なく握り初めて"とあ"と、名前を呼ばれた気がした。 そう発音していたのかどうかすら分からなかったが、愛衣が初めて口にした言葉だった。 その頃から自分の名前が好きになった。 疎ましいと思っていた妹の存在も、愛しいと思えた。 笑わない子だと言われていたが、笑顔も口数も妹が産まれてから増えたと思う。 両親のことも、心から好きだと言えた。 俺の人生を変えてくれた、何よりも大切な存在である妹を、愛していた。 喧嘩なんてすることはほとんどなかったと思う。 何気ない幸せな日常を繰り返したある日、転機が訪れた。 あまり得意ではなかった勉強を必死に頑張って、第1志望の高校に受かり、 晴れて高校生活を送っていた。その日も、何事もなく授業を終えて家に帰る。大好きな妹も小学生になり楽しそうに学校へ通っていた。 毎日学校であった楽しかった事を聞く、それが楽しみで仕方が無かった。 帰宅途中、その異変に気が付いた。 家の方が明るい。夜なのにも関わらず。 嫌な予感を胸に家まで走る、家の周りには人集りが出来ていた。 然しそれよりも先に家に目がいった。…燃えていた。理解出来なかった。 どれだけ熱く燃えていようが、どれだけ周りの人に止められようが、家の中へと走って入っていった。 家の中に広がる光景。 火の中で高笑いをする、ナイフを持った見知らぬ男、血塗れで倒れ伏す父親と母親、そして何よりも大切な存在であった愛衣。 目の前で起こっていることが何一つ理解出来ずに、その男に飛びかかった、ナイフを奪い取り、怒りに身を任せその喉元を貫いた。 辛うじてこの男から聞き取れた言葉は「父親」「邪魔」「会社」「ウエオ」「知ってしまった」 ばたばたと家の中に誰かが入ってくる音が聞こえる、意識が段々と遠のいていく。死んだ、そう思った。それでいいと思った。 …目が覚めた。そこは病院のベッドの上だった。 身体の左半分が動かない、どうやらあの火の中飛び込んだ事で大火傷をしてしまったらしい。 そんな事はどうでも良かった。 両親が、愛おしい愛衣が、死んだ。 まだ7歳にもなっていない、小さな小さな子供なのに。 犯人の目的も何も、分からないまま。 相手の身元も教えて貰ったが、家族との接点も何も分からないままだった。 自身が人殺しの罪をおう事は無かったが 普段通りの日常になんて戻れなかった。 退院をした後、高校を中退した。 引っ掛かりが残る、ずっと、ずっとあの男の高笑いが耳に残っている。 ウエオとは一体誰なのか、どうして家族が、愛衣が殺されなきゃいけなかったのか。 どうして自分だけ生きているのか。 答えは簡単だった。 全ては"復讐"するため。 殺されたその理由も、誰がけしかけたのかも、何年掛かってでも調べ出して、"黒幕"をこの手で殺す、あの日、人生を変えられた黒幕に復讐を果たす。絶対に。 それから暫くして、少ない手がかりから「ウエオ」が「上大財閥」の事だと調べ出した。 当初は黒幕を殺せればいいと思っていたが、自分の全てを「上大財閥」に奪われた。故にそれに関わる全てに復讐をしたいと そんな憎悪が膨れる中、「ウロボロス清掃会社」のリーダーに拾われた。 表向きはごく普通の清掃会社らしいが、話を聞けば"暗殺"をしている殺し屋集団らしい。 いくら相手の事を知れたとはいえ、その規模や理由はまだまだ調べなくてはいけない。 自分ひとりでは生きていくこともままならない。 殺しの腕を磨く為にも、生きていくためにも、復讐を果たす為にも、この人に着いていく事に決めた。 【皆について】 リーダー：自分を拾ってくれた上に殺しの腕を磨いてくれた恩師。1番懐いている。 HO1：自分より先にこのチームにいた人。1番信頼を置いていて、誰よりも心を開いている。 自分：15歳の頃に入社、現在27歳なので12年間勤めている。長ぇな。 HO3：比較的新入り、入ってきたばかりの頃は噛み付いていたが、若干妹に影を重ねていて最近では優しくしている。 HO4：新入り。去年入ってきたばかり故にあまり信用していない。キツく当たりがち。 【過去について】 父親は上大財閥とは全くの無関係。 上大財閥関係者の誰かがけしかけてきたのは確かだが、本来あの男が狙うべき相手は父親では無かった。全く見当違いの勘違いによってあの事件は起こった。 たまたま休日で家にいた父親、そして母親を殺し帰ってきたばかりの愛衣を殺した後、その事実に気が付き発狂。死体を酷く傷付けた後放火。 間もなくして斗愛が入ってきて殺された。 斗愛は燃えた後、人に止められながら入った為助かってしまった。 火事の後遺症で身体の半分に大火傷をおった。 大きく煙を吸いこんでいたらしく内臓の機能も低下している。特に肺。煙は苦手(煙草等)。 並の人間なら動くこともままならないが、"復讐"の野心だけで今動いている。 【プロフィール】 一人称：俺 性格：一匹狼　意地っ張り 趣味：特にない。 誕生日：8月1日 好きなもの：薄味のもの、チョコレート 嫌いなもの：油っこい食べ物、煙

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