タグ： 七雪代

職業ベース：宗教家 特徴表：1/5　勉強家　あなたは日々学ぶことに精進している。EDU+1 　　　　2/1 手先が器用　任意の<制作>１つの基本成功率が50%になる。さらに<機械修理>および<電気修理>に+10%→<機械修理> 神海那の代表的な一族の長女で、権威第一継承権を持つ。 器量がよく、見目も麗しい才色兼備な血の繋がらない妹がいる。 妹が来るまでは、普通に両親や一族からも愛されていた記憶はある。 しかし、姉として、女として、一族から見れば、どうしても自分は妹よりも見劣りしてしまう。 いつも「姉だから、お前の婿が家を継ぐのだ。実質お前みたいな出来損ないが家を継ぐのだ」と言われその重責を感じていた。 いつの間にか周りは一転し、両親が、一族が、全てが妹への期待と羨望へと変わっていった。気が付けば、自分の傍には誰もいなかった。 妹からの妬みと哀れみの眼差し、一族からは期待もされていない反応。もし、妹と逆の立場だったらどれだけよかったか、と言う嫌でも聞こえる陰口。 自分が居なければ、この家を継ぐ権利は妹へと渡る。自分さえいなければ。 自分が死んで居なくなれば、この一族は丸く収まるのだ。 聞きたくない言葉を聞くこともなくなる。妹もきっと喜んでくれる。 誰にも必要とされない自分は、きっと世界には不要だったのだ。いつしかそんな考えが当たり前になっていた。 ならば、この命はあっても無駄なのだろう。 無くなってしまえば、みんな喜んでくれるのだろう。 さあ、早く死んでしまおう。 自分の手で終わらせよう。誰の手も汚すことなく終わりにしよう。 愛する妹と、世界のために。 要らないと、必要ないと、そう言って捨てられるのが怖かった。逃げたかった。 不用品の烙印を押されるのが唯々怖かったのだ。 私の存在は何の為に？ 私が存在する意味は何処に？ 私は何を期待していたのだろう？ それを問う度に、見えないところに傷が増えるのだ。 それは身体に。心に。 どうすれば、この傷は癒えるのだろう？ どうすれば、この傷は消えるのだろう？ こんなにも、醜く、鮮明に、残っているというのに。 一人称：私 二人称：あなた、～さん a2d7dd ========================== シナリオ 【海も枯れるまで】HO1

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