タグ： 嗣の子 沼男は誰だ？ 愛飢ゑヲワル

　 　──────── 　▎基本情報 　名前：彼方 文（おちかた かざる） 　年齢：23歳 　性別：女性 　身長：155cm 　誕生日：3月25日 　誕生花：アルストロメリア「持続」「未来への憧れ」「凛々しさ」 　イメソン：タイトル｜アーティスト｜URL 　　カラーコード： 　一人称： 私 　二人称：（苗字）or（名前）さん 　台詞サンプル： 　──────── 　職業：〈ボクサー〉 　┣ 職業ポイント：☑︎回避 ☑︎組み付き ☑︎こぶし ☑︎投擲 ☑︎応急手当 ☑︎跳躍 ☑︎芸術（ボクシング） 　┗ 興味技能：☑︎目星 ☑︎聞き耳 ☑︎図書館 ☑︎信用 　──────── 　特徴表：取得無し 　──────── 　▎ 生い立ち、性格など 　強さや勝ちにこだわりを持ち、ストイックな性格。それ以外に興味があるものはほぼほぼ無い。 　「誰よりも強くなりたい、ならなくてはいけない」 　女子ボクシング界、19歳で戦慄のプロデビューを果たした上、 　未だ無敗記録を更新し続けているフライ級選手。 　何者にも同情せず、ただただ強さを求めるのには、兄に理由がある。 　小さい頃は、現在と真逆で気弱で大人しい性格、寧ろいじめられるような対象だった。 　そんな彼女を守ってくれたのは、1つ上の兄、伊澄である。 　伊澄は特別強かったわけじゃなければ、祖父から継いだアコーディオンに興味を示しているようには見えたものの、 　特別興味があるわけでもなく、寧ろ何事にも無気力な男だった。 　そんな兄だったが、事あるごとに私のことを守ってくれていた。 　自分たちよりも上級生からのいじめにも、無気力ながら私の前に出て、ただただ盾となっていた。 　「ごめん、ごめんねお兄ちゃん」 　ボロボロになった兄にそう縋るたびに、兄は言うのだ。 　「文は、俺みたいになっちゃダメ」 　中学生になったと同時に、これ以上兄に頼ってはいけない、自分が強くならなくてはいけないという思いが強くなり、 　近所のボクシングジムに通うようになった。 　強くなりたい、強くなりたい、これ以上、兄を傷つけたくない、私が強くなる、私が守る。 　才能はみるみるうちに開花し、所属したジム経由で参加した大会に入賞を続け、気づけば周りから一目置かれるほど強くなっていた。 　あの頃、彼女を傷つけていたような連中は、もう近づいても来ない。 　プロデビュー目前と言われた18歳の頃、急にふらりと兄が消えた。 　何も言わず、あのアコーディオンと一緒に家から居なくなった。 　兄に対して興味のない両親に、気まぐれな兄、特別気にする人間は自分以外に居なかった。 　持っていた連絡先は繋がらない、探すあてもない、それならば、私を見てもらうしかない。 　強くなれば、兄の目にも止まるようなメディアにも取り上げられるかもしれない。 　強く、強く、強く、もっと強く。 　23歳、プロデビューから4年、兄の訃報が届いた。海に身投げをしたらしい。 　直後の試合、これまでに無いほどのスピード、威力感じるパンチング、響く怒号をリングに残して、無敗記録を更新した。 　──────── 　▎通過シナリオ 　沼男は誰だ？（2021.11.19） 　愛飢ゑヲワル（2022.07.24） ！以下、シナリオネタバレ注意 　▎シナリオ概要 　秘匿HO、不定の狂気や後遺症などのネタバレ要素 　▼HO4： 　あなたは HO2 ととても親しい仲だ。大切な存在である。 　HO2：蓮ケ谷 肇充 と親しい仲。大切な存在。 　ボクシングを始めたての頃、勿論最初は怪我が多く、近くの病院に世話になることが多かった。 　手首に重度の捻挫を受けた際、受診が終わり、両親が今後の治療の方針などを聞いている間、彼女は病院の屋上で悔し涙を流していた。 　まだまだ才能開花の途中、まだまだ弱い自分が情けなかった。 　その際に出会ったのが、蓮ケ谷である。 　勤務休憩で屋上にふらりと現れた彼が文の様子に気づき、自販機で買った飲み物を手渡した。いわゆる一目惚れである。 　麻酔科の医師である蓮ケ谷にかかることは直接無いものの、 　怪我が治った後も、念入りなケアや、食事管理などのかかりつけ医を度々受診しており、都度、それを口実に蓮ケ谷先生のもとにも顔を見せている。 　それは、自分や、蓮ケ谷先生の近況を話し、笑う、安らぎの時間だ。 　本人は一目惚れ、片思いである自覚はあるものの蓮ケ谷先生を前に笑顔になっていたり、 　普段の自分よりも力まず、ずっと自然でいることには気づいていない。 　彼は、兄に並んで、自分が頑張る理由をくれる「大切な存在」である。 　──────── 　

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