タグ： 初恋性ストックホルム症候群 4陣

本名はウェズリー・バウワー（Wesley・Bower) 一人称/俺　二人称/君 イメージはラピスラズリ。 オズという名前はオズの魔法使いがぱっと頭に浮かんだだけのその場しのぎの偽名。 特別視されなくていい。 彼女の心に自分がいないことはわかっている。 それでも、愛という感情を超越した恋を抱いてしまった。究極の献身にどうしようもなく惹かれてしまう。彼女のことを人間として尊敬しているんだ。 職業は占い師。と言ってもインチキであり、相手の欲しい言葉をかけることができる才能があったため、それらしいことを連ねているだけ。つまり詐欺師。統計学と経験に基づいてそれなりの根拠はあるが、自分の言葉でいとも簡単に考えを曲げる客を見続け、人の心の移ろいやすさを感じている。 人の心に聡い才能を私利私欲のために使っていた自分にとって彼女の存在は未知との邂逅であり、同時に興味から彼女に交際を申し込んだ。 最初は興味からだったが、次第に彼女の献身と歪んだ価値観に愛しさを感じる。それが「恋」になったのは自分を庇って死亡する彼女の究極の献身を目撃してから。愛と恋の順序が逆。 今まではそうではなかったものの、恋の芽生えとともに彼女から特別視されたいという欲が生まれ、彼女の命を救えば彼女は嫌でも自分を意識せざるを得ないのではとの考えからタイムリープを繰り返す。 そうは言いつつ、恐らく本心は彼女を失いたくなかったのだろう。今まで「大切」だと思った人がいなかったために自分の欲望のために動いていると錯覚しているだけに過ぎない。 結局不可能であることは最後のタイムリープ時点で悟る。今までは自分と彼女が生きることを目標にしていたが、どうせ無理ならばせめて彼女のようになろうとした。彼女のために命を使えば自分は彼女のようになれるのだろうか。（KPCは自分は決して良い人間ではなく、むしろ人間性は底辺にあると思っており、人間として憧れた彼女のようになることも目標のひとつだった） 命の重さは平等だと思っており、何も持たない人間が差し出せる最高位のものでもあるという認識。 また、嫌な方向での記憶に残ることでもいいか…と思い始めた。人の気持ちの移ろいやすさを感じてなお、その気持ちを得るために命を投げうつ。 なお今回に対しては今までは自分が彼女を愛していたから彼女も同調してくれていたことに気付いているので… 自分が彼女に恋をすることは止められないけど相手の気持ちを望んでいないことははっきり伝えるつもり！ 愛されたくはないけど恋はされたい。 現在軸の自分についてはめちゃくちゃ嫉妬しているし、同一視されたくない。また、記憶に名前は必要ないとの考えから偽名を名乗る。 愛＝してやるもの。つまり相手を対等に見ていない。下に見ている。 恋＝するもの。対等。相手を上に見てる。 「俺のことを好きにならないで欲しいんだ」 「俺はただ君といたいだけ。君に愛されることは望んでいない」 「君にはあるひとつを除いては何も望まないつもりなんだ。……時がきたら教えるよ」 「1人の命を奪ったという事実は、別の人間の命を救うことでチャラにならないのかな？」 「君の愛は望んでいないんだ。ただ、俺のことを覚えていて欲しい。ずっと永遠に。君が死ぬまで。俺の顔や、声や、この絡めた手の温もりまで……全てを君の心に刻みつけてくれるだけでいい」

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