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■ニコラス･ミィシェーレ / 一人称：僕、二人称：君、あなた、～お兄様 フランス貴族の家の妾の息子。愛称はニコラ、ニコなど。穏やかでちょっと人見知り。 ニコラスの容姿と歌声は彼の母の自慢であり、ニコラスも母のために歌うことを好んだ。手先が器用で、毎朝母の髪を編むことが日課だった。 本家の血を引く一人息子であるが、母の立場上家にあがることが認められず母と2人屋敷の離れで生まれ育つ。 本妻が亡くなっても本家にあげて貰えないことに次第に母は心を病んでいく。そして、この母子を持て余した本家からひとつの提案がされる。 「サンタ・アンジェリ少年聖歌隊で天使になる名誉を与えられたら、本家はあなた達のことを認めましょう」 恋に生き、心を病んだ母は息子が天使になることで、家にあげてもらえる、認められる、報われるという考えに取り憑かれる。 そうしてニコラスは1人、母のためイタリアの地へと送られることとなった。 ▼天使になることについて 死というものはまだよく実感がない。お母様に会えなくなるのは悲しい。 でも、自分が天使になることがお母様の幸せに繋がるのなら立派にやり遂げたい。 お母様の事を守れるのは、幸せに出来るのは、お父様じゃなくて僕なんだ！ ■通過シナリオ ヴェルネの天使は死を歌う

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