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救世主【HO1 真理への背教】→生還 私立探偵として新宿区歌舞伎町の隅っこにて探偵事務所を構えている。 自宅に帰るのが面倒で事務所で着の身着のまま住んでいる。家賃は滞納しているためそろそろ追い出されそう。 番藤 百十(HO2)那美 須子(HO3)にはたまに事務所の掃除という名の生存確認に来てもらっている。 本の中に埋まって数日食事をとらないこともざらである。 探偵業の主な依頼は場所柄、浮気調査が多い。その為調査中は潜入したり変装してターゲットに接触することもあるのでそこそこ顔はいいらしい。 人当たりもまあよく見える。慣れた仲の幼馴染の前ではあまり取り繕わない。 見た目に反して社会不適合者。 番藤 百十(HO2)那美 須子(HO3)霧島 漣と共に小学生のころオカルト探検隊を組んでいた。 オカルト探検隊唯一の頭脳派(感覚頼り) いわくつきの場所にいったりあそんだりなんだりかんだりしていた小学生時代だった。 その名残でいろいろな事件や怪しいものに首を突っ込むのが常になっており自然と探偵という職に就いていた。 本人は就活が面倒だっただけ～と言っている。 家族構成は母親のみ。父は高校生時代にオンナと蒸発した。シングルマザーになった母は酒浸りの父親がいなくなりせいせいしたと元気に海外を飛び回っている。 女性は職業と場所柄あまり得意でなく信じてもいないが幼馴染の話は半分聞く。 【特徴表】 2-5鋭い洞察力　優れた感覚の持ち主であるため、＜目星＞に＋30％ →このため目星85％ ・学校で心理学専攻だった為、心理学80％ ・日々本の虫として事務所の膨大な蔵書の中から好きな本を探して読み過ごしているため図書館80％ 以下HO抵触部分 幼いころ見た灰色の煙が忘れられず、焚火と夕方、とりわけ夕焼けの茜色の空が苦手。 不安から唇や爪を噛む癖がある。 夕方になると夜暗くなるまでサングラスを着用して自己防衛をする。 【HO1 真理への背教】 あなたにはとある記憶がある。 それは、物心がつく幼い頃のものだ。 何処か自然が豊かな公園に、あなた方幼馴染達はいた。小学校卒業となり、これがいつもの幼馴染達 のメンバーが揃う最後の集まりであった。 誰かが、木で出来た箱を地面から掘り起こし、持ってきたのを覚えている。 子供らしい冒険心のような物がくすぐられ、箱を開いたのはあなただった。 ＿＿＿灰色の煙が、忽ちと箱から立ち昇る。 瞬間、強烈な眩暈が視界を揺らし、貴方は意識を失った。 午後六時を表す放送で、目が覚めた。外は既に茜色に染まっていた。 あなただけが一際の恐怖を覚えていて、「玉手箱」の様なそれを地面に埋め直した。 そうして幼馴染達は帰路についた。 この記憶が、現在のあなたにどれだけの影響を与えたかは自由だ。だが、今も頭の片隅にこびりつく、一つの思い出に他ならなかった。

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