タグ： ソープスクール

▼過去 あなたの両親は幼い頃に離婚しており、中学生の時に自身を引き取った父親を亡くしています。 元母親とは連絡が取れず、父方の親戚を転々とし誰の愛情も受けず、誰にも心を委ねることができず孤独の人生を歩んできました。 いつか誰かを心から愛し、誰かに心から愛されたいと思っていました。 ▼自殺した生徒について よくあなたがいる保健室に来ていた生徒です。そしてあなたはその生徒と「生徒と教師」以上の関係を持っていました。 彼女もあなたと同じで両親の仲が悪く家庭で居場所が無いと話していました。 HO①先生が担任のクラスでも、HO②先生が顧問の部活動でも居心地が悪いとも話していました。 あなたは本人から聞いた事なら彼女の事について様々な事を知っています。 ▼以下、独自の補足 誰かと愛し愛されたいと願ってはいるが、そもそも「愛情とは何なのか」が宗助には分からない。 引き取り手の親戚一同とは常に馴染めず、他人との距離感が掴めないので友人もほとんどいない。 各地を転々とするうち、表面上のコミュニケーションは上手くこなせるようになったが、相互理解からは縁遠い。 加えて、幼少時の両親の離婚騒動がきっかけで「性愛」についての嫌悪感を抱いている。 情欲に駆られることは人間の堕落で、その先には破滅しかないと信じ込んでいる。 ただ、それが生物の本能であり、愛情という概念と切り離せないものであることも薄々分かっている。 また、当然ながら宗助自身にも情欲はある。 そうした矛盾を抱えながら、理解できないものを求め続ける自分が嫌い。 保健室の教員になったのは、自分のような悩みを持つ若者を支えたいと思ったから。 着任してしばらく経ち、仕事に慣れて生徒や同僚からの信頼も厚い。 自分にはこの仕事が向いているのだろう……と感じていた矢先に、御影杏と出会った。 始めは他の生徒と同列に接していたが、彼女の境遇が自分と近いことを知り、無意識に親身な態度を取るようになる。 また、彼女からのコミュニケーションも徐々に頻度が上がり、距離が近くなっていった。 ある日の放課後、ふとしたきっかけで二人はキスをする。 どんな流れで、どちらから仕掛けたのかは分からない。頭が真っ白で覚えていない。 ただ、我に返った宗助は直後に御影杏を突き放し、拒絶してしまう。 彼女のことは好いていたが、それ以上の「よく分からないもの」に感情を支配されるのが怖かったのだ。 彼女は唖然とした表情を浮かべたあと、黙って保健室から去っていった。 宗助はすぐに後悔し、彼女に謝ろうと後を追ったが、見失ってしまう。 翌日から彼女は保健室に来なくなり、宗助が校舎を探しても遭遇することができなかった。 それから間もなく、御影杏が自殺する。 宗助は、自分の行動が御影杏の自殺の要因になったのではと考えている。 それを確かめたいと強く思うと同時に、真実がどうあれ彼女を傷つけたことの責任を取るつもりでいる。 ▼その他のプロフィール 親戚の家を移り住むうち、交渉術や聞き耳などの対処スキルが身についた。 趣味は読書や映画鑑賞。愛情が分からないぶん、感情を刺激してくれる娯楽を好む。 潔癖症で、自分の痕跡を残す/他人に痕跡を残されることを嫌う。 職業上の救急セットの他、消毒液や除菌シート、ビニール手袋などを私物として持ち歩いている。 ▼ソープスクール後 EDで現れた御影が自分にしか見えない幻だと早々に気がつく。 しかし、もはや彼女がどんな形を取っていようが関係はない。 彼女がいないと生きていけないので、「ずっと一緒にいてくれる」なら何でもいい。 表面上は正常な人間を装いながら、家では御影(幻)との幸福な日常を送っている。 悪徳の発露として、クトゥルフを含むオカルト関連の組織に過剰な憎悪を抱く。 存在を許しておけないレベルで、独自の調査を続けている。 ただ御影(幻)から深追いしないよう求められており、仕事に影響を及ぼすまでには至っていない。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ