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「な～！ドッヂしようぜ！私のチームはいんなよ！」 「…………非効率なことばっかだ、バカすぎる」 「は～い、どうですか最近、私はね～美味しいビーフジャーキーのメーカーみつけちゃって～」 2015精神科医ベース 生物学→聞き耳　 その他言語→信用 一人娘、父親が大学病院医者、母親は働いていない。小さいころから父親にはろくに会ったためしがなかったが、母親から仕事で忙しいということはよく聞いていた。 母親のしつけ方法はいつも巴を家の前に立たせることであった。もっぱら暗くなった夜。「反省していなさい」そういい、靴も履かされずドンと外に出される。 母親が眠りにつき、朝までたたされることもあった。 夏は虫が煩わしかったがこわがるタイプの子どもでもなかった。夏はまだいい、冬だ。足はつま先から冷え、長時間立たされれば凍傷一歩手前のことも多かった。自我を持ち始めたころからこのしつけは続き、最初はごめんなさいと大泣きしながら許しを請うことも多かったが、中学年ほどになればふつふつと不満の感情がわいてくる。自頭がよく、学校の成績もかなりよかったため大人ぶることが多かった。 寒空の下星を見上げながら鼻をすすり、こう思うのだ「こんな教育方法は間違っている」「こんなことしても子どもは何も反省しないのに無駄なことを」外に立たされている間、何度も母親を殴る想像をする。 学校では男勝りで皆を引っ張り成績もよい自分が、家では親の言うことに逆らえず、このような被害を受けている。しかし自分には何も力がない、親の力なしには文化的な生活はおくれない。その事実が悔しくて仕方がなく、日々のその感情は、いつか、母親は殺す、という殺意に変わっていく。 母親はお金はあれど自分の旦那に愛されずそれを子供に当たった。それを巴も理解していた、しかし許せるものでも同情するものでもなかった。 ちなみに、父親に関してはこの件に関して知っていることである。家に帰らない日もままあるが戻ることがほとんどだ。家の前に立たされている巴をみれば煩わしそうな視線を向け「……どきなさい」と一言告げ、いつも家の中に一人入っていく。そもそもの元凶である父親、私をこんなにする母親に何も言わず改善もさせようとしない。仕事をして養っているから誰も文句は言えないしそれに驕っている父親、孤独感を自分にあたることで紛らわせる母親。いつだって親は死ねばいいのにと思っていた。今もなお。 子ども時代は元来の性格のまま、元気で男の子の中で遊ぶようなタイプ。負けん気も強い。 大人になるにつれ女の子らしくなり、親の言うことを聞き医療関係へ。途中から精神科医にジョブチェンジした。ひとえに高収入で親のこねもあったため仕事として好物件にみえたためだ。大学時代にすぐに家をでて一人暮らしをしている。今はメンタルクリニックに勤めている。 性格は楽観的で明るく、また打算的な面も。かなり頭もきれる。 好きなものは休日、食事、お酒、服の爆買い。 嫌いなものは冬、暗いところ、親 特徴表持ち探索者(使用はKPに一任) (3-7)俊敏/どんな時でも素早く状況を把握できる。<回避>の基本成功率は、通常の[DEX*2]ではなく[DEX*5]％である。 (6-4)実は生きていた/生き残るすべに長けている。死からの生還のチャンスが通常の次ラウンド以内ではなく、5ラウンド以内に伸びる。 経験シナリオ 20210108 家族の国 椿 理佐(つばき りさ)

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