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ゆめみ つるぎ 「おい、あんまり勝手に行くなって！……っああーもう！」 「闇雲に動かずもう少しよく考えろよ。……もし何かあったらどうすんだ」ぽそ 「……社長には、その。オレも鏡華も感謝してます。……役に立てることがあったら言ってください」 「髪、結ってやる。……あ？不器用なのに出来んのかって？そりゃあ、たしかにオレは細かい作業は苦手だけど、……そんなオレに母さんが教えてくれたんだ。だから、下手でもこれだけは練習するの辞めたくなくて。……ほら、はやくそこ座れ」 「大事なもう一つの家族の夢見が悪いなんてオレが赦さねえからな。夢路を護り、未来を守るのが、オレ達の役目だ。……そんな幸せな役割を担う当主であることを、誇らなくちゃいけないよな」 「白蛇様は、幸せを願う人の元には必ず訪れてくれる。だから、アンタの元にもきっときてくれる。アンタが願うのなら、記憶もきっと思い出せる日が来る」 「だから、信じてくれ。願ってくれ。」 「自分の幸せを、そして、家族の幸せを」 「──白蛇様の御加護が、あらんことを」 一人称：オレ　二人称：アンタ、お前、〜さん ──────────────────── ▶︎年齢 　22歳→23歳 ▶︎職業 　現 夢巳一族当主 　元私立探偵 ▶︎身長 　158cm ▶︎誕生日 　12月29日 　『慈愛に満ちた世界観の持ち主』 ▶︎バースデーカラー/色言葉 　マスタード / 静穏・調和・エコロジー ▶︎誕生花 　オドントグロッサム ▶︎花言葉 　『特別な存在』 ▶︎容姿 　短髪アルビノ(白髪) 　紅目 ▶︎性格 小さいけど元気なツンデレボーイ 文句を言いつつも結局面倒を見てしまう世話焼き 手先もお喋りも不器用だけど、心と温度の変化は過敏に感じ取る。 手足が不自由な息子のリハビリ代わりに、母親が自身と妹の髪を剣城に結わせて練習させていた。 事務所にお世話になっている今は、頼まれればぬえや風花、そして他のメンバーの髪も、照れながら少し嬉しそうに結ってくれる。しかし下手くそである。 ヤドリギ通過中は事務所の2階に居候していたが、ヤドリギ冬ののち事務所を退職し家業復興に奮闘。 夢巳一族がかつての華族時代のように完全に復興するまでは事務所のメンバーとは連絡を取らないと自分の中で決めていたせいか、退職2ヶ月後からは音信不通に。 約一年を掛けて妹や生き残った親族と共に一族を権力のある地位まで返り咲かせる。 その喜びが冷める前にかつての仲間に報告し、顔を見せに探偵社へ赴いた。 努力が実り、毎日が活気付き世界が色濃くなっていく。 しかし、安寧が訪れると思われた頃。 吉夢を運ぶ夢巳一族の当主が　悪夢を見始めるのである。 ■特徴表──────────────── <急速な回復力> 新陳代謝に優れている。耐久力を回復するロールに+1 <天気予報士> 外を見て【アイデア】ロールに成功すれば、短い期間(1d6+1時間)の間の正確な天気を予想できる。 降水確率や風の向き・強さ、嵐の時間帯、雷の落下しやすい場所なども予測可能だ。 ──────────────────── ■AF────────────────── ▶︎羽のついたドリームキャッチャー 悪夢から守ってくれるお守り。 寝室に飾る事で効果を発揮する。 もし、夢に関する怪異に巻き込まれた際は、開始時にＳＡＮ値が＋５される。 ※使用に関してはＫＰに必ず確認して下さい。 その際、シナリオ名は出さないようにお願いします。 ──────────────────── 　　　　ーーーーーーーーーーーーーーーー 『夢巳一族放火事件』 それが、俺と鏡華が二人ぼっちになった日。 そして、社長に出会った日だ。 年に二度、年始と10月に夢巳一族が集まる。 街の平和と夢巳の発展を願う儀が行われるその日。 ──屋敷に火が放たれたのだ。 放火魔の仕業で放たれた火は、みるみるうちに大きな家を包み、真っ赤に染める。 大広間に集まっていた一族は、逃げる間も無く炎に焼かれていった。 一方、その日の主役である当主の剣城と護衛の鏡華だけは、別間で正装に着替え準備をしていた。 剣城「当主になってから暫く経つけど、やっぱり緊張するな……まだ若いからって舐めてくる奴も多いし」 鏡華「まあね。でも、昔語りしたがる爺婆様達も剣城のことは受け入れてくれているよ。そうじゃないとこうやって毎年集まってくれたりしないって。……よし、できた」 剣城「……ん。サンキュ鏡華」 鏡華「さ！みんなが待ってるわ、早く行きましょ」 鏡華が微笑みかけた刹那、轟音と共に熱風が吹き荒れる。屋敷全体に広がった炎は、いよいよ二人の部屋にも届いていた。 外に出てみれば、そこは火の海だった。 真っ白で綺麗な家屋は崩れ落ち、整えられた庭は跡形もない。 「──剣城、危ない！！！」 叫びながら鏡華が咄嗟に剣城の体を突き飛ばす。その勢いのまま部屋の隅に2人で転がり込んだ。 崩れた天井で出口が潰れ、もう逃げ場はない。 このまま、死ぬのか。 突然の死の恐怖に目の前が真っ白になる。 双子は、せめて最期まで2人であろうと、どちらともなく隣にいる自分の片割れの手を取った。 「……あれ。炎が上っているから見に来てみたら……そこで何をしてるの、君たち」 ……その時。声が聞こえた。 深紅の髪をたなびかせた長身の男性は周りの火など気にすることもなく、ただ純粋な疑問を2人に投げかける。 常軌を逸したその光景に驚くよりも先に、双子は唯一見えたその光に縋り付いた。 「……たのむ」 「……おねがい」 「──鏡華を、たすけてくれ」 「──剣城を、たすけてください」 二人の左右の耳で勾玉のピアスがキラリと揺れる。 ぬえがそのピアスを覚えていたのか。 それとも唯の気まぐれなのかはわからない。 彼はにこりと笑って、短く一言「いいよ」と返した。 ■持ち物────────────────── ◇剣斗のお手製妖怪大図鑑 『パレヱドレイド』内で剣斗が愛用していた図鑑 彼が独自で調べ上げた妖怪たちの特徴などが書き記されている。 後半は彼の短い日記が残されており、所々劣化で読み取れないが『やっさん』『ハル』『チョコ』という友人との日々が汚い字で書かれている。 (ぬえさんや御門さんの名前については、掠れて読み取れないということにしてあります。) ◇白蛇紋様のベルト 剣斗が腰に巻いていた夢巳一族護衛を担う末子が受け継ぐ物。御守り代わりとして鏡華が剣城に託している。 ────────────────────── ■夢巳家────────────────── 吉夢の神白蛇様を信仰し、家紋に遇らう 一族全員が白髪、紅目 「信じて願う人々の願いを預かり、護り、届ける。それがオレ達一族の使命だ」 夢巳家当主は夢を信じ願う人々の夢路を護り、希望を守る為に祈りを捧げる。 当主の祈りは必ず白蛇様の元に届き、夢に姿を現してくださるのだ。 但し、白蛇様の存在を信じない者や、夢や希望を諦めた者には白蛇様は御姿を見せない。 夢巳は代々男女の双子が生まれる不思議な一族。 当主の実子にあたる双子の長が家督、末が護衛を担う。 家督を継ぐものは知能、護衛を担うものは武力をそれぞれ養われる。 そのため、剣城は幼い頃から知能を鍛えられてきた。 名前で「剣」か「鏡」を背負う双子は、残った「玉」をあしらったピアスを代々受け継いでいる。 長が右、末が左にそれを身につけ、性別関係無く双子の長を担う者の子孫が15歳になるときに次の代へ託し続けている。 以下引用：https://woman.mynavi.jp/article/210622-59/#anchor-3 白蛇の夢は「精神状態が安定している」ことの意味もあります。 金運や仕事運、家族の幸福など全体的に運気がアップし、日々の不安や悩みが解消した状態に。結果的に精神状態が安定するといった意味があります。 白蛇の夢は全体的に良い意味が多いですが、夢の中で「怖い」「不安」と感じた場合は「健康運の低下」を暗示しているかもしれません。 「病気やケガに注意」という「警告夢」だとも言われているので、夢の中での感情に着目して見極めましょう。 ────────────────────── ■由来─────────────────── ◇夢巳 蛇の夢は吉夢とされる言い伝えから 大蛇が目の前に現れる夢を見たら、大吉の夢とされ、大幸運をもたらすとのこと。 白いヘビや黄金のヘビの夢はいずれも吉夢。強い良運の気を持つしるしで、恋愛・仕事・健康すべてによい運勢をあらわす。そんな夢を見たら、何事にも積極的な行動をとることが、よい結果を生むといわれる。 ◇剣城 三種の神器『天叢雲剣』から 夢巳一族は代々双子が生まれる不思議な一族。 男児は「剣」女児は「鏡」の文字を名前にあてがう。 シナリオセッション中は名前を出すこともないと思いますが、双子の妹の名前は　鏡華(きょうか)です。 ────────────────────── 【HO 蛇】 貴方は気配察知に優れている。他人では気がつけないほどの些細な環境の変化を機敏に察知できる。 ［メリット］ < 目星、聞き耳 > の判定を行う場合成功値に +30% で判定できる。ファンブルは失敗。 また、特殊技能 < 熱探知 > を使用できる。 ＜熱探知＞…技能に成功すれば対象の体温を感知できる。 ［デメリット］ 貴方は手足が不自由だ。DEX は 3D4 で決定すること。（最低 3、最大 12） ［特徴］ < 影が薄い >< 急速な回復力 >< 天気予報士 > ＝＝＝＝＝＝＝＝ 〖職業サンプル/私立探偵〗 職業技能：言いくるめ・鍵開け・心理学・追跡・図書館・法律・目星 　　　　　上記プラス　次の技能から１つ選択：聞き耳・写真術・こぶし 特記：隠密行動が得意＜隠れる＞に+10％ ＝＝＝＝＝＝＝＝

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