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常に控えめに微笑んでいる穏やかな男だが、執念深く一度興味を引いたものに対しては人が変わったように執着する。 オカルトオタク。とにかく超自然的な存在の話題に遭遇するとおとなしい表情を脱ぎ捨てて大喜びする。 弱冠18歳ながら人間であることに食傷と嫌悪を抱いており、早く人間をやめて人外の存在として既存のしがらみを捨て去りたいという願いを持っている。 オーヴァードとして人を超える力を持ってなお自分を人間扱いする相手が嫌い。 かといって社会を混乱に陥れたいわけではないので覚醒後UGNにもFHにも所属せずいたところ、 宇宙友愛協会に出会いその考えに共鳴して参加することに。 レネゲイドの正体に興味はないが宇宙人だというなら早く退屈な人間の身体をやめて自分も宇宙人に作り替えてほしい。 "人間をやめたい”という願いが基盤とはいえ少々レネゲイド能力を崇拝するきらいがある。 少々過激な思考の持ち主だが、願いに執着しているだけでありそれ以外はおおらか。 また、自分が人外になりたいだけで別に宇宙人に心酔しているわけではない。 [その他の設定] 一人称「僕」二人称「君」「〇〇さん」 犯罪者の母を持ち、周囲に冷遇され続けて人間に失望しきっている。 異常性癖の父に襲われたところを母に守られ、目の前で父を殺害する母の姿を見ていた。 愛情深く自分を大切にしていた母のことを愛していたが、そんな母に対する社会の仕打ちに失望し、人間が矮小だと考えるようになった。 レネゲイドウイルスに母とともに感染したが自分だけ適応してしまい、母はジャーム化。UGNに引き渡されそうになったが抵抗し自らの手で母にとどめを刺した。その際にUGNを拒絶して逃亡している。以上の経歴がありエクストリーム人外希望人間化した。 自分が今まで母を苦しめてきた人間と同じ存在であることに嫌悪感を抱き、人間をやめたいという願いはここが源流になっている。 ただし人に対して憎しみで塗りつぶされている、というわけではなく、人間の好意的なやり取り自体は嫌いではない。 人の慈愛や好意を母との生活で知っているため、悪意に満ちた人間に失望の感情を抱いているだけ。 天涯孤独で、仕組まれた幸運持ちなので、引き取った先の家庭に幸運をもたらしたりして恩返しをしようとしたこともあるが、 いつしか幸運目当ての扱いをされて人間不信が加速した。 現在は宇宙友愛協会の会員が後見人になっている。 ■　「インベーダー・サマーデイズ」を経て…(ネタバレ) 色々あって…なぜか宇宙友愛協会のそれなりのポストに座ることになったうえで、宇宙人の協力者になり、UGNと和解してイリーガルとしても活動することになって、大人になった。 ジャーム化寸前で感情切除措置を行ったローリエ・ホワイトを治療し、感情を取り戻すためにUGNに研究協力を行っている。 トレイ星とのパイプ役も担っているため、仕事が無限に増える。身体がいくつあっても足りない。 …身体、保つかなあ… 現状の立場としては宇宙友愛協会の中でもUGNの事情を把握しており協力関係にある特殊な協会員。 協会の中でもUGNを過不足なく理解している立場として、協会員に秘密でUGNに情報提供を行なったり任務に参加することもある。協会内にもそれなりの立場があるため、かなり多忙。これが仲間には言えない秘密(ダブルクロス)ってやつか…。　　？ 忙しすぎて宇宙人になる夢はほぼどこかに行ってしまったが、大事な人ができたので、彼女の幸せを取り戻すために過ごす日々は嫌いではなく、人間の人生になんだかんだで満足してしまっている。 全部解決して、いったん落ち着いたらまた考えようかな… そんなふうに思えるようになった時点で、もう人生に絶望はしていない。

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