タグ： さじ探索者 メリーメリーヒロイズム

/／ ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 　 メリーメリーヒロイズム　╍　HO4 ピンク 　　 『わたしはヒロインになりたかった』 あなたはヒーローではなくヒロインに憧れていた。 その手は誰かを癒すためにあると信じている。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ カラーコード：#e198b4　桃花色 ┃職業ベース┃ 科学捜査研究員（2015版） 特記…人間や自然界の動物の死体などを見ても正気度ポイントを失わない。ただし、超自然的な原因で死に至ったことがわかれば通常通り正気度ポイントを失う。 ┃取得特徴表┃ (3-7)俊敏…＜回避＞の基本成功率が［DEX*5］ (2-4)愛書家…＜図書館＞+20%、図書館に出かけなくても自宅の蔵書で＜図書館＞が可能 ∟フレーバー特徴表　※ぐんそーさん卓でのみ使用 (100-4)フェアリーたけのこからの加護…シナリオ中一回だけ地面からたけのこを生やすことができる。他探索者やNPCの足元に生やした場合、生やされた側は＜回避＞を振る。失敗した場合転倒して1ダメージ。 ■：プロフィール（幼少期） ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾ 好きなもの：可愛いもの 嫌いなもの：可愛くないもの 「みずきだにゃ！気軽にみずきチャンって呼んでくれてもいいにゃ？♡」 「くじけたときは、私の魔法でみんな元気にしてあげるにゃ～」 語尾に常に“にゃ”がついてくる。 可愛いものに目がない。目立つピンク色のランドセルはお気に入り。可愛いものの気配を嗅ぎ付けるとどこからともなく現れる。可愛いものセンサーでもついているに違いない。 汗臭い運動とか、泥臭いことをするのが大の苦手。 なのにヒーロー戦隊ごっこという泥臭いの極みである遊びに混ざっていたのは勿論『ピンク役が出来るから』。 ＋ヒーローごっこ中の立ち位置について… 戦隊のピンクなので自分は絶対に戦わない。ヒーローごっこで遊んでいる最中も、後ろで自称【にゃんぶれらステッキ（※猫の模様があしらわれた子供用の傘）】をぶんぶん振り回していた。 「私は回復役だモン、当然だにゃ～？」 「汗臭いのは好きじゃないにゃ」 ■：皆に対して（幼少期） ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾ ＋HO1　楠木秋帆(くすきあきほ) 呼び方はあきちゃん。 「あきちゃんのセンスは最悪にゃ！私がたたき直してあげるにゃ」 レッドには戦隊名のセンスのなさを愚痴る。が、ピンク役似合ってる！とか言われたらチョロいのですぐ戦隊名のセンスのことを忘れる。 ＋HO2　高根柚斗(たかねゆうと) 呼び方はゆうちゃん。 「ゆうちゃ～ん、このキーホルダーどうにゃ？ふふん、ピンクのアクセントがポイントにゃ♪気に入ったなら同じのあげるにゃ」 ガサツなのが多い戦隊内でカワイイを理解してくれる同士だと（勝手に）思っている。思っているので完全なる善意からカワイイのお裾分けに行ったりする。 ＋HO3　双葉楓(ふたばかえで) 呼び方はかえでちゃん。 「女の子なんだから、もっと可愛くすればいいのににゃ～？ゆうちゃんもそう思わないにゃ？」 女の子なのにそんな男の子っぽく振る舞うだなんて信じられない！といつも言ってる。とはいえお外でやんちゃしてケガして帰ってきたら『しょうがないにゃ～。ピンクは皆の癒やしなんだからにゃ～』とか言いながら絆創膏を貼る。 ■：戦隊データ ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾ 戦隊名：【お米戦隊炊飯ジャー】 レッドが決めた。瑞輝は最後まで「ダサくて嫌だにゃ～～！！」とかなんとか反対していたかもしれない。可愛いピンク役を好きにやらせてくれるって言われたら簡単に丸め込められます。 変身前：【白米チェンジ】 個別変身台詞：【狙ったハートは逃がさないにゃ♡ひとめぼれピンク！】 瑞輝は多分ノリノリで考えた。PLは死にたい ※以下「メリーメリーヒロイズム」内容バレあり ■：個別ハンドアウト（HO4） ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾ あなたは【力】を持つものだ。 ------------- 「皆に愛され、守られるヒロイン」に憧れていたあなたは、幼なじみの誰よりも体術に長けている。 警察官の父親に、身を守る術を幼い頃から一通り叩き込まれたからだ。中でも空手は学生時代の大会で優勝するほどの実力を持つ。誰かを癒すためにか弱くありたかったその両手は、ささくれや痣が目立つ武骨なそれであった。傷を隠すため、あなたはいつも手袋を着用している。 STRに+3の固定値、＜マーシャルアーツ＞技能に+50の固定値 ・推奨技能 医学または応急手当（どちらかで良い） ■：プロフィール（現代） ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾ 好きなもの：可愛いもの 嫌いなもの：自分の手 「桜花瑞輝。よろしく。…昔の話は好きじゃないわ」 「…？変わった？そう、かしら。大人になれば誰でも変わるものよ」 「昔…ええ、楽しかったわね。もう一度戻りたいか、ですって？…いえ、勘弁して頂戴。もうそんな歳でもないわ」 「…美味しいにゃ…ごほ、ごほ。美味しいわね、コレ…」 口数が少なく、クールな印象を受ける女性。 まれに語尾に変な擬音が聞こえることがあるとかないとか。突っ込んでも睨まれるだけでなんと言ったのかは教えてくれない。 科学捜査の知識に長けているが、現場での手腕を買われて前線での捜査に参加することもしばしば。前線捜査官への異動を打診された事もあるが、全て断っている。 理由は少しでも『乱暴に振る舞う自分を見せないようにする』ためだ。 ■：過去 ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾ 瑞輝の両親は父母ともに警察官、祖父は立派な警視総監である。 警察官の家族に囲まれて育ってきた瑞輝は、反抗心から可愛いものに傾倒するようになった。所謂反抗期。 空手教室だけは『行かないなら、もう好きなもの買ってあげないからな』と言われていたので渋々通っていた。 そんなある日、事件が起きた。 登下校している最中、下級生をいじめる上級生を見かけた。反抗期とはいえ、正義を背負った警察官のある家庭で育つ中で、人一倍の正義感が育まれていた瑞輝は、これをどうしても見過ごすことが出来なかった。 軽く注意するだけのつもりだった。 上級生らは、自分よりも華奢で小さな瑞輝に注意を受けたことが余程腹立たしかったのか、思わず瑞輝に手が出ていた。 防衛本能だったのかもしれない。後ろにいる小さな身体を守らなければ。伸びてきた手を、どのように捻れば制圧できるのかを瑞輝は熟知していた。どこを叩けば人は苦痛を感じるのか、どのように動けば人を鎮圧出来るのか、全て理解していた。 気が付いたときには、自分より大きな身体たちが周囲に転がっていた。 呆然とその手を見れば、そこには毎日の稽古で荒れ、擦り傷まみれの、とても“可愛い女の子”のものとは思えない無骨な手のひらがあった。 後ろにいる下級生をふらりと見た。その目には明らかに“怯え”があった。上級生らに向けるものではない。その目は、明らかに“自分”に向けられていた。 その時に瑞輝は初めて理解した。『自分は強いのだ』と。 皆に愛され、皆に守られる存在ではなかった。自分は、そうはなれない。 その日から、瑞輝はヒロインになることを諦めてしまった。 その後は逃げるように皆とは違う学校に移り、校区も変え、無口な女の子として生きてきた。当時の可愛い自分を知る人間のいる同窓会の類いにもなるべく顔を出さないようにしていた。 それでも、30歳になった今でも思い出すのは当時ヒロインで在った自分を認めてくれていた皆のこと。諦めたと自分自身に言い聞かせながら、どこかでまだ諦め切れていない気持ちがあったのかもしれない。 そんな葛藤を抱えながらも、気まぐれで今回の同窓会に参加した。 ■：警察官という職について ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾ 幼少期こそ反抗心から『汗臭い、乱暴だ』等と嫌っていた職だったが、大人になるにつれて人を守る職というものにある程度の誇りと責任感を背負うようになった。 それでも思い返されるのは自身の余りある力のこと。 自分は人よりも強かった。ヒーローごっこで遊んでいた皆と別れてからは、部活でも空手部に入るほどに研鑽を積んできた瑞輝だったが、職を選ぶ段階に来て力を振るう自分を想像して嫌気が差した。 そんな中で見つけたのが『科学捜査官』だった。 こういった形で警察組織内に貢献できることは知らなかった。これならば、乱暴、暴力、そういった形から少しでも逃れられるかもしれない…。そのような思いから、必死に勉強して今の地位を勝ち取った。 ■：技能解説 ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾ ＜戦闘技能＞…強い！ ＜探索技能＞…普通！ ＜芸術(手芸)＞…女の子らしさを追求して始めた趣味。ごつごつした手ではあまり上手くならなかった。 ♪：イメージソング ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾ 「追い風」SHE'S

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