タグ： motchan0204 立ち絵

（しのつか・まてうす・やくも） SAT「アクィラ」所属。巡査。28歳。4/3うまれ。 父親がポーランド国籍のハーフ。両親共にポーランド滞在時に産まれ、その後日本に移住。国籍も日本。 ほとんど日本で生活してきたため、さほどポーランドに思い入れがあるわけではない。 父親の影響で程々にポーランド語と英語がわかるが。だがしかし普通の人はポーランド語も英語ふつうはできないので鼻につくかもしれない。 日本人離れした顔立ちとすらりとした体躯をしているが、まあそれも父親がポーランド人だからくらいにしか思っていないので、やっぱり鼻につくかもしれない。 悪い意味でドライで我が強い。 高校卒業後国家公務員試験三種にパスしノンキャリ警官となる。 公安職を目指した理由は「長く一般企業でやっていける気がしなかったから」。 物事を長い目で見て計画を立てるよりも、直感で行動するほうが得意。刹那的(享楽的でないだけマシ)。 その性格のためか地道に捜査することよりも実地でより機動的に行動するほうが得意なため、入庁早々に機動隊職員に応募し、射撃の腕を見込まれそのままSATに配属となった。 一人称／俺 二人称／おまえ、あんた ほか／「〜さん」、呼び捨て 「……期待外れ、みたいな顔してるな。人を外見で判断するのはやめたほうがいいんじゃないか」 「Roger, Bielik...出動する」 【若鷲の双眸】---CLEAR! 【呼絶部屋】---CLEAR! 【セイント・ナイト・アバンギャルド】---CLEAR! ──────────────────── ポーランド人の父は、放蕩する癖があった。 母自体も数多くの女性のうちの一人で、日本に帰国したのも家族で暮らすためではなく、母が一人でも暮らしていけるように生活基盤を整えるためだった。 たまに会いに来る父親は、まるでその性癖が嘘であるかのように優しく振る舞い、母や自分を深く愛して見せた。 おそらく嘘ではなかったのだと思う。 きっと、母ひとりと子ひとりを愛するには、彼の愛は大きすぎたのだろう。 ……そう思うことでマテウスは、父の空白と母の孤独を諦めることにした。 その代わり、人と接することをひどく恐ろしく思うようになった。 自分も、人を愛すれば父のようになるのだろうか。 いたずらに人を惑わし、捕らえ、ほしいままにするのではないのだろうか。 そうだ。そうなら、人を遠ざけるように振る舞おう。 できるだけ寡黙に、近寄り難く。 そうすればほら、人は面白いほどに離れていく。 ある人は失望の言葉を、ある人は怒りを、ある人は暴力を向けてきた。 そうだ、人なんて愛さないほうがいい。 出会う人を試すように、あるいは受け止めてくる人を探すように「試練」を課していくうちに、まるで自分に向けられた失望をそのまま鏡に写すように。 ──マテウス自身も、人に失望しつつあった。 -----------追記----------- 千駄が己の生育歴を知っていることと、たまたま天から授かった射撃の才能があるお陰で アクィラが唯一掛け値なしで自分を評価してくれる居場所だと感じている。 緒環はお節介焼きでちょっと煙たい先輩だと思っているが、そこまで嫌ってはいない。 どちらかと言われると、バディである緒環から愛想を尽かされればその時点でアクィラでの 存在価値を失うのではないかという半ば怯えに近い感情を持っているが、 今までロクなコミュニケーションを取ってこなかったためどうしたらいいかわからない状態。 現状、アクィラ解体の旨を聞かされてひどく混乱している。どこに腰を据えればよいかわからない状態。 緒環に関しては、アクィラを存続させることでなく「ここから先の話」ばかりしてくるため、 自分を心配して言っているのだと理解しているが、これまでの経験から自分を切り捨てて どこかへ行きたいのではないだろうかと疑ってしまっている。

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