タグ： らべんだあ

人見知りな女の子。 元々絵を描くのが好きだったこともあり、1人でいることが多かった。教室の隅っこで絵を描いてるタイプ。 友達が欲しくない訳ではない。むしろ欲しい。友達を作ったり、恋人を作ったり、普通の高校生がしたかった。 特に恋愛には漠然と憧れがあった。1人の世界にいることが多いがゆえに恋愛への強い夢を抱いていた。 そんな中、先生が偶然絵を見て「素敵な絵だね」と褒めてくれた。 その時、心の中にあたたかさを覚えた。他の人からしたら「それだけで？」と思われるかもしれない。でも、彼女にとってその言葉が全てだった。 先生が初恋だった。でも思いが言えるわけがない。 恋に憧れていたこともあり、夢に見てたかわいいものとは違う、現実の厳しさに苦しんだ。 先生がいなくなった時もすごく悲しかった。 忘れたかった。でも簡単に忘れられたら辛くない。 今でもずっと先生が大好き。もし次に会うことがあったら、ダメもとでいいから告白がしたい。 そしてキッパリ振られて、次の恋に進めたらいいな。

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