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胡然信の妹 こぜんさくら 桜という名前は信がつけた。 桜というのは日本で最も愛されている花であり、骨董にもよく見受けられるモチーフであることから、"沢山の人に愛されますように"という願いが込められている。 しっかり者である。 と言っても、兄が好きなことに一辺倒で私生活を疎かにするため兄の影響でしっかり者になったと言っても過言ではない。 好きなことしか頭にない兄を支え、両親を安心させるのは妹の役目だと思っている。 祖父が亡くなったのは桜が10歳の頃であった。その頃、16歳であった兄の落ち込み用はすごかった。子供ながらに心配しなんとか元気付けようといろんなことを言ったりしていた際ポロっと「お兄ちゃんがお店を継げばおじいちゃんの思い出は無くならないよ！」と言った言葉で兄が復活。 復活してくれたのは嬉しかったが、そこから授業が終わるなり暗くなるまで店に入り浸るようになったのは子供ながらに「やばいこと言ったのかも」と反省した。 中学に入ってからは兄がなかなか家に帰らない際は自ら迎えに行ったりしていた。 店にいる時もあれば、道場で疲れ切って眠りこけている時もあるし、猫を追いかけて隣町まで行っている時や逆に道端の猫と睨み合いのまま動いていない時もあった。 兄のおかげで自分が住んでいる街の地図は頭に入っているため兄を探すのは苦労するが道に迷うことは無くなった。 感謝はしてない。 現在は念願の店を継げて嬉しそうで、私も見ていて嬉しい。 あとは私が安定した職につき、両親を安心させるだけだ。 将来の夢は公務員(できれば市役所勤務)。兄や両親に何かあった場合支えられるように。 信のあの見た目(長髪、年中襟巻き[マフラー])を同級生にいじられるのは当初は恥ずかしかったが今では慣れてしまっている。周りも慣れてきているため無駄にいじられることは無くなった。 両親が口出さないことを自分が口出すことはしない。が、ボサボサの髪質はどうにかしろと思っている。 ※信の髪は昔から長いが服装は大学から。 関係性は良好 と言っても、胡然の性格と桜の性格ゆえ、お互い気遣うことはあってもしつこいほどの干渉はしないためかもしれない。 希薄というほどでもない。 間違ったことがある際はお互い注意や申告はする。 よそはよそ、うちはうち が胡然家の家訓である。 よく笑いよく泣く方。 割と感情に実直。 甘いもの、兄ほどではないが食べる。 私 あなた、きみ (苗字)さん 兄さん

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